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やじうまミニレビュー |
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～1本で9種類の計量ができる多機能スプーン
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Reported by
結城 涼子
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そんな私なので、料理が終わると計量スプーンが何本もシンクにたまっていることが多いが、「計量ベスト9」は、これ1つで9種類の計量ができる。これなら洗い物も少なくすみそうで、家事の手間を減らせるかもしれない。Amazon.co.jpで981円だった。 計量ベスト9は、本体の両側に2つの計量部がついていて、その名の通り1本で9種類の計量ができるという製品。片側は「小さじ1/8」から「小さじ2/4」までと小さじ1より小さい計量用で、もう片側では「小さじ1」から「大さじ1（小さじ3）」まで計量できる。 使う時は、両側の計量部のスライドを親指で動かし、目盛り線に合わせたらあとは計りたいものを入れるだけ。粉類の場合はすり切りが必要なのと、液体の場合はレバーを上から抑えておかないと内側に液体が入り込み、正しい計量ができない場合があるのは注意が必要だ。 この日の献立は「豚の角煮」だったのでさっそく使ってみることにした。まずは豚肉を煮るための水を鍋に張り、続いて酒大さじ3を計量。レバーを「大さじ」に合わせ、お酒を3回計って鍋に入れる。実際に持ってみると、がっしりしているせいかやや重く感じる。ただ、大さじと比べると調味料を入れるスペースが狭いので、少し重いほうが片手で調味料を計る時に安定して持ちやすいと感じた。 次は醤油大さじ1と2/3（小さじ2）を入れる。軽量レバーは大さじにセットされているので、まずは先ほどと一緒の要領で大さじ1を入れ、次に片手に計量ベスト9を持ったまま、親指で計量レバーを押す。簡単に計量レバーが前にスライドし、計量レバーを小さじ2に合わせたところで、醤油を入れる。 少し煮込んだ後で、さらに醤油大さじ1と2/3、砂糖小さじ2を入れるために、「小さじ2」の位置で止まっている計量レバーを「大さじ1」に戻す。計量レバーを戻すにはやや力がいるけど、コツさえつかめれば慣れそうな感じがした。あとはじっくり煮込んで角煮のできあがり。角煮を作るのは初めてだったけど、きちんと計量したおかげか初めてにしてはおいしくできたと思う。
料理が終わったあとの洗い物は、計量ベスト9だけでいいのが助かる。ただ、計量レバーのところが少し洗いにくく、レバーを動かしながらでないとしっかり洗い流せない。また、乾かすときも計量レバーの部分が乾きにくい感じがした。 使い慣れてくると、料理中に計量ベスト9を鍋の中に入れっぱなしにしても、レバーを引っ掛けて鍋肌に置いておけるのが便利。本体の大きさが逆にメリットに感じ始めた。洗いにくいのは難点だったけど、計量スプーンをいくつも洗うことを考えれば、洗い物の量はだいぶ減らせる。 最近、料理を作るときに味見をしない人が多いと聞くが、味見しなくてもきちんと計量してレシピ通りに作れば美味しい料理はできると思う。料理が苦手な人、洗い物が面倒な人にもおすすめしたい。 ■URL アーネスト http://www.ar-nest.co.jp/ 製品情報 http://www.ar-nest.co.jp/keiryoubesuto9.html ■ 関連記事 ・ 家電製品ミニレビュー 任天堂「健康応援レシピ1000 DS献立全集」（2006/12/26）
2007/03/12 00:00 - ページの先頭へ-
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