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イー・レヴォリューション「ヒーリングムーン」

~LEDを使った“室内お月見ライト”
Reported by 本誌:伊藤 大地

ヒーリングムーン
 24時間、灯りの絶えない都市部で暮らしているせいだろうか。最後に月をじっくりと見つめたのはいつだったか、記憶をさかのぼってもまったく思い出せない。

 そんな折り、家庭で「月見」ができるという室内用のLEDライトを見つけた。その名もずばり、「ヒーリングムーン」という製品だ。メーカーは、カー用品やアイデア雑貨、玩具を手がけるイー・レヴォリューション。自宅でビールを飲みながら、しっとりと月見をしようと目論み、試してみることにした。希望小売価格は7,140円。Amazon.co.jpで5,639円で購入した。

 これは簡単に言うと、月明かりをLEDの室内灯で再現しようというものだ。ライトの直径は33cm。家庭によくある丸形の掛け時計とほぼ同じくらいの大きさだ。ライトのカバーが、月の表面を模したジオラマのような作りになっていて、クレーターなど凹凸がある。ここにLEDを照らしてやることで、月が光っているように見えるわけだ。プラスチックでできたボディの質感はそれほど高くない。インテリア用品というよりは、玩具の延長線上にあるモノのように感じる。

 パッケージには、本体とリモコン、それに取扱説明書が入っている。本体は単三形乾電池を4本、リモコンには単四形乾電池2本を使用するが、パッケージには同梱されていないので別途用意する必要がある。

 本体とリモコンの電池ブタは、子供が乾電池を取り出して誤飲しないようにネジ止めされている。リモコンの反応距離は4mまでで、本体の電池の持ちは約150時間となっている。取扱説明書には、充電池は使用してはならないとの記述があるが、編集部で試したところ、ニッケル水素充電池でも特に問題なく動作した。ただし、メーカー推奨の行為ではないので、自己責任でお使いいただきたい。


本体背面。単三形乾電池4本を使用する リモコン。3つのボタンが付いている リモコンには単四形乾電池2本を使用する

【動画】マニュアルモードで新月から満月、満月から新月へと切り替えていくようす(WMV形式, 447KB)
 本体裏側には、壁に取り付けるためのフック掛けが付いている。さっそく、壁に取り付けて、電源を入れてみた。本体裏側にある電源スイッチをONにすると、リモコンからの操作を受け付けるようになる。リモコンには、電源ボタンと、手動による切り替えボタン、オートモードに移行するボタンの3つが付いている。

 部屋を暗くして、オートモードで作動させた。オートモードは、5秒間隔で月の満ち欠けが変化するモードだ。内部にはLEDが搭載され、その光を制御して、新月から三日月、半月、満月をシミュレートするようになっている。はじめに、LEDライトが点灯したときは確かに月のように見えて、「おっ」と喜びかけたのだが、5秒経って、がっくりきてしまった。

 無段階でスムーズに明るさが変わり、満ち欠けを表現するのかと思いきや、単に、内部にある6つのLEDをON/OFFさせて、月の表情を変えているだけだったのだ。5秒おきに「カチッ、カチッ」と音をたてながら、デジタルよろしく、きっちり1/6ずつ満月に近づいていくようすを目の当たりにして、呆然としてしまった。癒されるというより、化かされたような心境だ。

 もっとも、マニュアルモードにして、三日月なら三日月、満月なら満月で固定させておけば、それなりに雰囲気は出る。写真で見てもホンモノの月っぽく見える。クレーターや、山脈の表現も、マニュアルモードにして凝視するとけっこうリアルなだけに、無段階でじんわりと満ち欠けしてくれないのは残念だ。

 ちなみに、LEDを使用しているため、光の指向性が強く、ムードライトのような間接照明として使うことは難しいだろう。あくまでも“見つめる”ためのものであり、“照らす”ためのものではない。

 個人的な話だが、私がもっともリラックスできる場所は風呂場だ。1人になり、電気を消して、暗闇の中で長風呂をすると日常のモヤモヤがスーと抜けていく。このときに、“月”が、風呂場の壁にあったらいいなと強く思う。防水仕様のモデルと、なめらかな月の満ち欠けをぜひ期待したい。


1段階目
2段階目
3段階目で半月となる




URL
  株式会社イー・レヴォリューション
  http://www.e-revolution.co.jp/
  製品情報
  http://www.e-revolution.co.jp/zakka/moon/index.html



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2007/02/06 00:00

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