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ナショナル「レッグヘアーシェイパー ES795P」

~スネ毛を剃らずに、自然にカット
Reported by 本誌:正藤 慶一

レッグヘアーシェイパー ES795P
 私は、足のスネ毛がとにかく濃い。これが子供の頃からのコンプレックスである。

 体育の時間で短パンを履くことがよくあったが、このスネ毛まみれの足を衆目に晒すことが、とにかく恥ずかしく、苦痛だった。もちろんこんなモノを誰も見るワケなどないのだが、自分がこんな状態でいること自体が耐えられなかった。一度、まるごと剃ってしまおうとも思ったが、モジャモジャの足から一転、ツルッツルの足になるというのは、これもまた気持ちの良い物ではない。結局、何もアクションを起こせないまま、27歳の冬を迎えてしまった。

 そんなある日、ネットでナショナル「レッグヘアーシェイパー ES795P」という製品を発見した。この製品は、スネ毛をカットし、自然な長さへと仕上げてくれるというもの。“剃る”のでなく“自然に仕上げる”というのがポイントで、パッケージにも「アシは、剃らない。薄くする」というキャッチコピーがあった。あの頃の苦い思いを、スネ毛とともに捨て去ってしまおうと思い、購入した。ヨドバシカメラでの販売価格は、3,780円だった。

 パッケージには、本体と毛の長さを調節するアタッチメント、掃除用のブラシと刃をメンテナンスするための油が付属する。本体サイズは57×27×101mm(幅×奥行×高さ)で、先端には金属製の刃が付いている。見たところ小型のバリカン、またはシェーバーのような印象だ。電源スイッチは本体正面に付いていて、これを上げてON、下げてOFFへと切り替える。電源は単三電池を2本使用する。寿命は同社のマンガン乾電池で約3カ月、アルカリ乾電池で約6カ月使用可能とのこと。


ES795Pのパッケージ。キャッチコピーの「アシは、剃らない。薄くする」が、本製品のポリシー パッケージには本体以外に、毛の長さを調節するアタッチメント、お手入れ用のブラシとオイルが付属する 電源は単三電池2本。アルカリ・マンガンともに使用可能だが、充電池は禁止されている

 スネ毛をカットする際は、本体先端に付属のアタッチメントを装着して使用する。アタッチメントには青くて細いプラスチックが付いており、これが刃と毛との距離を一定に保って、カット後の毛の長さに余裕を持たせ、自然な仕上がりに見せてくれるのだろう。ちなみに、仕上がり後の毛の長さは短め(9mm)と長め(11mm)の2つがあり、アタッチメントのスイッチを左右に切り替えることで選択できる。

 それでは早速カット作業に移る。アタッチメントを付けて、スイッチをONにし、本体を下向けにして肌に直角に当てながら、下から上へとゆっくり本体を動かす。「ジー」という動作音の中、「チョリチョリ」という、毛をカットする音が聞こえてくる。ちなみに説明書では、最初は「長め」でカットするよう指示されている。切りすぎを防ぐためなのだろうが、はやる気持ちを抑えきれず、最初から「短め」の設定でカットした。


本体上部にアタッチメントを取り付けて使用する 【動画】仕上がり時の長さは、アタッチメントに付いているスイッチを切り替えることで、9mmと11mmに調節できる(WMV形式、約177KB)

【動画】動作中は「ジー」という、シェーバーのような音がする(WMV形式、約111KB) アタッチメント無しでもカットできる。本体裏側の板を上げれば、毛の量を減らす「スキ刈りモード」、下げれば毛を短くカットするモードとなる

 ただし、私の毛の本数が多いせいか、まだ少々モジャモジャした感じが残っている。そこで、毛の本数を減らす「スキ刈りモード」を使用してみることにする。使用法は、アタッチメントを外し、刃の裏側にある「スキ刈板」という板を上げる。そして刃を肌に直角に当て、下げながらカットするというものだ。

 ちなみに、スキ刈り板を上げなくても使用可能で、その場合は全体を短くカットすることができる。ただし、毛をかなり短くカットしてしまうため、自然な仕上がりは期待できない。あくまで気になる箇所を部分的に使用するだけに限られるだろう。


左側のスネが、アタッチメント「短め」でカットした後、「スネ刈りモード」ですいたもの。右側は一切手を加えていない状態。遠くから見ると、肌の色が違うように見えてしまう
 さて、その「スキ刈りモード」を併せてカットした結果、私のスネは、モジャモジャ感が薄れ、“ナチュラルかつスッキリとした、美しく輝くスネ”へと変貌を遂げたのだ。もちろん皆さんの目からすれば、単なる小汚いスネにしか見えないだろうが、私自身は、積年の悩みが晴れて、実に爽快な気分なのだ。

 ところで、カット中はかなりの毛が落ちるため、新聞紙などシートを敷いての使用が望ましい。また、使用後は刃やスキ刈り板の中に毛が溜まってしまうので、使用後の掃除は忘れずにしておきたい。水洗いには対応していないが、付属のハケで大部分は取れるので、問題は無いだろう。

 私は肌が弱いため、カットした部分が少々赤くなったりしたが、カット中に痛みを感じたり、スネ毛がからまってしまうこともなかったので、安心して使用できる製品だといえよう。スネ毛の濃さに悩んでいる“同胞”の皆さん、一度試してみてはいかがでしょうか。


カット中は、かなりの量の毛が落ちる。必ず下に新聞紙を敷いて使用したい 刃は簡単に着脱できるので、掃除しやすいつくりになっている 本体は水洗いには対応していない。付属のハケを使って掃除を行なう




URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=ES795P



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2007/01/22 00:00

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