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フィリップス「HQ7290」

~ウィリアムズF1ブランドのシェーバー
Reported by 本誌:伊達 浩二

HQ7290
 F1はお金のかかるスポーツなので、チームの財政を支えるスポンサーの存在が大きい。

 スポンサーとなるメーカーは、現地やTV中継でのロゴの露出、プロモーション活動へのドライバーの参加などの見返りを得るわけだが、その方法の1つとしてコラボレーションモデルがある。

 この手の製品に熱心で知名度も高いのはフェラーリで、独特のフェラーリレッドに彩られたPCや携帯電話、デジカメなどは読者も目にしたことがあるだろう。

 今回紹介するフィリップスの「HQ-7290」という電気カミソリは、本社のオランダPhilipsがスポンサードするF1チーム「Williams(ウィリアムズ)」とのコラボレーションモデルとなっている。限定生産品で、購入価格は14,800円だった。

 フィリップスの電気カミソリは、3つの回転刃を備えた独自のシステムで知られており、古くからのファンも多い。輸入電気カミソリとしては、ドイツのブラウンと並ぶ大手メーカーだ。

 HQ-7290は白を基調とした独自のデザインで、特別な製品であるという雰囲気を持っている。

 残念ながら、自動洗浄機能などは備えておらず、機能的には中級機なのが、ハイテクなF1のイメージからすると、やや残念なところだ。フィリップスの特長である柔らかい肌触りは健在なので、ソフトな感触を好む人に適している。また、AC電源と充電の両対応だったり、防滴構造で水洗いできるなど基本機能は十分だ。


左側面
右側面
背面

フィリップスのシェーバーの特徴になっている3つに分かれた外刃 外刃の部品にもウィリアムズのロゴが入っている 外刃をガードするカバーが同梱されている

【動画】動作させている様子(WMV形式, 848KB
 ウィリアムズは、もう30年以上もF1に参加し続けている古参チームで、歴史あるチームの常として、何度かの最盛期と低迷期を繰り返している。'80年台後半にホンダエンジンを搭載し、タイトルを獲得したことを覚えている方も多いだろう。

 チーム代表のフランク・ウィリアムズは、非常にタフな経営者と言われている。私が最初にこのチームの名前を覚えたのは、'70年代末期にサウジアラビア航空をスポンサーに獲得し、初めてオイルマネーをF1に導入したことがきっかけだった。ホンダエンジンを失った際には確執も伝えられた。蜜月だったBMWとも最後は分かれている。なんというか、常にフランク・ウィリアムズ代表の顔が見えるチームなのだ。巨大資本が中心となったF1の中にあって、その個人色の強さがファンには美点に感じられる。

 2006年シーズンのウィリアムズは、非力なエンジンという不利もあり、参加11チーム中の8位という不振を極めた状態に陥った。ただし、来年はトヨタエンジンを獲得しており、浮上の可能性が高い。

 また、日本人初のF1ドライバーだった中島悟氏の息子、中嶋一貴とテストドライバー契約を結ぶなど、トヨタを媒介して日本との距離も縮まっている。

 ウィリアムズファンにとって、今年の結果は残念なものだったが、フィリップスは2007年も契約金を増額した上でスポンサー契約を継続してくれた。ファンとしては、購入したHQ-7290の代金のうちのいくばくかがウィリアムズに渡ったと考えることもできる。

 ウィリアムズファンとして、来シーズンの活躍を夢想しながら手にするグッズとしては最適の一品だろう。


パッケージ表面
パッケージ裏面。日本語の表記はない

F1カーのモノコックを意識したデザイン 充電中に光るランプ 電池残量が低くなってくると、赤いランプが点灯する

長いヒゲやクセヒゲをカットするトリマーも付いている 電源ボタンにもウィリアムズのロゴが 電源ON時は、ボタンの左右のランプが緑に光る

ACアダプタと掃除のためのブラシ、外刃をガードするカバーがパッケージに同梱される 底面にACアダプタの受け口がある 内部ユニット。樹脂製の軸が回転する仕組みになっている




URL
  フィリップス エレクトロニクス ジャパン
  http://www.philips.co.jp/
  フィリップスのF1サポートサイト
  http://www.williamsf1.philips.com/locales/jp_ja/homepage.html



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2006/12/22 00:06

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