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ナショナル「天ぷら油クリーナー レッツフライ TK801」
~簡単作業で油をリサイクル
Reported by 富永 ジュン
天ぷら油クリーナー レッツフライ TK801
本日、
別項で紹介しているデロンギのフライヤー
によって、家庭で揚げ物をするようになった筆者だが、フライヤーの問題点は油をたんまりと使ってしまうことだった。
1回に1L以上使うので、まず、揚げ物をするのにお金がかかる。当然、何回か繰り返して使いたいところだが、ニオイやカスが残って油があまりキレイでないのが気になっていた。そこで、見つけてきたのがナショナルの「天ぷら油クリーナー レッツフライ TK801」だ。希望小売価格は6,143円。ヨドバシカメラで4,180円で購入した。
レッツフライは、上ポットで使用済みの天ぷら油をろ過し、下ポットで油を保存する2層式の天ぷら油用ステンレスポットだ。キッチンペーパーなどを使った一般的なろ過方法では、天かすのような大きな揚げかすしか取り除けないが、レッツフライではペーパーフィルターに加えて活性炭入りのカートリッジを利用して油をろ過するため、揚げ物をしたあとのニオイや変色を抑えられるのだ。
使用前の準備は簡単で、上ポットの底にカートリッジを上から押し込むようにして装着。ペーパーフィルターを敷いてさらに上からフィルターリングで押さえるだけだ。カートリッジは10回ごと、ペーパーフィルターは毎回取り替える。
なお、本体にはカートリッジが1個、ペーパーフィルターが10枚付属しているが、それらを使い切った後はカートリッジ2個とペーパーフィルター20枚がセットになった「TK8801」を購入する必要がある。TK8801は家電量販店やオンラインショップなどで800~1,000円程度で購入できるようだ。
粒状の活性炭が入ったカートリッジ
カートリッジは上ポットの底の穴に押し込むようにして装着する
カートリッジの上に円形のペーパーフィルターをかぶせ、フィルターリングで浮かないように押さえる
それでは、実際に使用済みの油をろ過してみよう。今回利用したのは、小アジの唐揚げに使った油だ。1回しか使っていないにもかかわらず、油全体が濁ってうっすらと茶色に変色し、底にはヘドロのようなものが貯まっている。油温が下がったあともツンと鼻をつく魚のニオイがしていて、上ずみを取ったりペーパータオルでろ過するぐらいではほかの料理には使えそうもない。
油は180℃以下に冷ましてから上ポットに注ぎいれる。なお、説明書によると底にたまったヘドロ状のものはカートリッジの目詰まりを防ぐためにろ過してはいけないようだ。
下ポットの容量は1Lなので、たいていの天ぷら鍋ならば十分カバーできるだろう。ろ過にかかる時間はカートリッジの目詰まりや油の状態によって変化するが、今回ろ過した1Lほどの量でだいたい1時間半ほどだった。
ろ過が終わった油は、完全に未使用時と同じ状態とまではいかないが、ずいぶんとにごりがとれて色がきれいになった。ニオイについてはまだ少し残っているような気がしたが、ろ過後の油で野菜の天ぷらを作ってみたところ、天ぷらの衣にニオイが移ることもなく、まったく気にならなかった。
本体の購入価格は、冒頭にも書いたとおり、4,180円。カートリッジやペーパーフィルター代が必要だが、キッチンペーパーでろ過する場合と比較すると、油の状態がかなり良いので、投資に見合う働きはしてくれるだろう。
また、サラダ油が1Lあたり300円程度で販売されていることを考えると、ろ過1回分のランニングコストが80~100円程度ならば経済的負担はさほど大きくはない。天ぷら油のニオイや色が気になってもったいないと思いながらもすぐに油を取り替えてしまう人にオススメだ。
下ポット。注ぎ口の部分はリング状になっていて取り外せる。注ぎ口をつけた状態でも上ポットの装着は可能だ
今回の検証に使った油。茶色いカスが底に貯まり、油全体が濁っている。青魚特有のニオイもきつく、再利用は難しく感じるほどだ
ろ過後の油。唐揚げ粉で発生したにごりが取れ、ニオイもかなりマシになっている
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URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
製品情報
http://prodb.matsushita.co.jp/product/info.do?pg=04&hb=TK801
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2006/12/18 00:02
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