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家電製品ミニレビュー アピックスインターナショナル「ATH-646T」
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~縦置き横置き、両対応のハロゲンヒーター
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Reported by
本誌:伊藤 大地
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2WAYハロゲンヒーター ATH-646T
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いよいよ寒さが厳しくなってきた。手軽に暖まるには、やはり足下を暖かくするのが一番だ。ハロゲンヒーターは価格も手ごろで、すぐに暖まるため、手軽な暖房器具として、家電量販店のみならずディスカウントショップやホームセンターなどでもよく見かける。
今回紹介するアピックスインターナショナルの「2WAYハロゲンヒーター ATH-646T」は、縦置き、横置きの両方に対応するハロゲンヒーターだ。デスクの下に置くようなときは横型、リビングでは縦型と、シーンによって使い分けることができる。価格は4,980円だった。
本体の大きさは455×205×190mm(幅×奥行き×高さ)。横置きしたときに、ヒーターが水平方向よりもちょっと上を向くように、樹脂製の折りたたみスタンドが本体に取り付けられている。横置きで使うときは、このスタンドを出して使えばよい。本体には電源を管理するスイッチのほか、オフタイマーも付いている。30分から180分まで、30分刻みで設定可能だ。
パワーは400Wと200Wの2段階で設定可能。ツマミを回して好みのモードを選択する方式で、「縦Hi(400W)」「縦Low(200W)」「横Hi(400W)」「横Low(200W)」「OFF」の5つの目盛がある。縦置きと横置きでわざわざ選ぶモードが別に用意されている理由は、転倒時に働く安全装置の動作モードを切り替えるためだ。
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樹脂製の折りたたみスタンドが本体に取り付けられている
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横置き時にはヒーターが水平方向よりもちょっと上を向く
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取扱説明書には「縦横タンブラー方式」の安全装置を採用したとある。安価な暖房器具によくある、機器が転倒して、底面のボタンが浮き上がると自動的にOFFになる方式とは異なり、センサーが傾斜を感知する方式らしい。センサー制御しているなら、本体が横置きされているか、縦置きされているかを自分で判断して欲しいところだが、この製品では置き方によってモードを切り替えなければならない。
試しに、安全な場所を確保し、縦置きモードで電源をオンにして、機器を傾けてみると、45度くらいのところで電源が切れた。一方、横置き時は、前にのめるような形で倒すと、すぐに電源が切れる。

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暖房の立ち上がりは早い
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「2秒で即暖」を謳うだけあって、立ち上がりはすこぶる早い。確かに2秒くらいあれば、十分暖かくなる。家に戻って、とりあえず手足を暖めたい場合にも有効だろう。ただし、ハロゲンヒーターの性質上、部屋全体が暖まるという種類のものではなく、機器周辺のエリアをスポット的に暖めることを目的とした製品だ。400Wのモードではかなり熱を発する。個人的には、とりあえず暖まりたい時は400Wで、つけっぱなしにするなら200Wを選ぶだろう。
ちなみに、400Wのモードで電源を入れ、消費電力をワットチェッカーで計測したところ、立ち上がりの10秒ほどは410W前後、それ以降は397Wで推移した。ほぼ、定格消費電力通りの結果だ。ちなみに、「強」で1日8時間、30日間使用したとすると、電気料金は2,112円、「弱」の場合で1,056円ということになる。
まず、とにかく暖まるスピードを重視したい人、冷える足下を暖めたい人に勧めたい1台だ。
■URL
株式会社アピックスインターナショナル
http://www.apix-intl.co.jp/
製品情報(PDF)
http://www.apix-intl.co.jp/image/ATH646T_CTLG.PDF
2006/12/07 00:00
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