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家電ミニレビュー
ナショナル「電池がどれでもライト BF-104F」

~単一から単三のどれでも使える懐中電灯
Reported by 本誌:伊達 浩二

電池がどれでもライト BF-104F
 防災グッズの基本品目である懐中電灯だが、いざ使おうというときに、電池が切れていたという話をよく聞く。また、予備の電池がなかったり、あっても大きさが合わなかったという話もある。

 ナショナル(松下電器産業)の「電池がどれでもライト BF-104F」は、そういう場合に備えるための製品だ。

 この製品は、名前の通り、単一/二/三のどの乾電池でも点灯する。使用できる電池はマンガンかアルカリの乾電池で、充電池には対応していない。どの電池も2本ずつのセットで使用する。

 価格はオープンプライスで、購入価格は1,380円だった。楽天市場などでは1,000円を切っている例もある。

 実物を見る前には、乾電池の大きさを変えるアダプタが付属しているか、または電池を入れる部分の太さと長さが可変になっているのだろうと想像していた。


3つの筒を束ねたような形をしている 尾部にスイッチがあり、使う電池を選んで点灯できる

これだけの電池が全部入ってしまう 電池対応の広さを訴えるパッケージ

 実際には、単一/二/三のそれぞれに専用のスペースが用意されており、なんと6本の電池が入る。電源スイッチは尾部にあって、「切/単1/単3/単2」と表記されており、使用する電池を選んで点灯できる。

 こういう仕組みなので、どれかの電池を2本入れておけば、とりあえず使用できる。該当する電池が入っていなければ点灯しないだけだ。

 また、6本の電池を全部入れておき、順番に切り替えていけば、長時間に渡って使うことができる。

 当たり前のことだが電池の容量が違うので、連続点灯時間は、単一/二/三の順に短くなる。マンガンでは約4時間/約90分/約20分、アルカリでは約10時間/約5時間/約90分となっている。アルカリで6本入れておけば、16時間半連続使用できる計算になる。二晩は持つ長さだ。

 ただし、懐中電灯としては、「MB-25P75K」という2.5V、0.75Aのクリプトン豆球を使う、ごく普通の性能の製品だ。明るさや照明範囲は、実用向けの範囲に留まっている。


電池室の構造 フルに電池を入れた状態

プラス側の端子板。この裏に電球と反射板がある 電球は2.5V、0.75Aのクリプトン豆球。ここに予備球を入れておくこともできる

 乾電池を6本入れられるので、懐中電灯としては大きめの部類に入る。全体をわしづかみに握ることはむずかしい太さだ。手首にストラップを通して、単二のふくらみの部分に中指から小指を添え、単三のふくらみの部分に親指をかけると安定して握れる。ちなみに、電池をフルに入れると、1kg近い重さになる。

 ボディは一体成形で、雨でも使える防滴構造だ。電池や電球の交換は、前端部の反射鏡の部分を回転すれば、はずれるようになっている。

 防災用の懐中電灯には、手で振ることによって発電するものや、ラジオと一体になった手回し発電のものがあるが、この製品も1つのスマートな回答だと思う。応用範囲の広さに加え、構造が単純なだけに安価なのが良い。万が一に備える用品としてお勧めしたい。





URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=BF-104F



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2006/11/29 00:03

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