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やじうまミニレビュー
単三電池を単一/単二として使うアダプタ

Reported by 本誌:伊達 浩二

手前が三洋電機「eneloop」、後ろが旭電化化成のパッケージ
 我が家では昔から地震に備えて、懐中電灯と乾電池をストックしておく習慣があった。

 いまでも、この習慣は続いていて、単三アルカリ電池が20本ぐらいストックされ、古いものから順に使われている。最近は、ニッケル水素型充電池も併用しているので、ごくゆっくりとストックが入れ替わっていく。

 電池を使用する機器を購入するときは、できるだけ単三乾電池を使う機種にしているのだが、選べない場合もある。そういうときは、電池の大きさを変えるアダプタを使っている。これによって、何種類もの電池を用意する手間を省くことができる。

 旭電機化成株式会社のアダプタは、東急ハンズで購入したものだ。3種類あって、単三→単二、単三→単一、単四→単三が用意されている。それぞれ2本入りで、273円、189円、241円だった。

 この製品の特徴は、弾力のあるポリプロピレン素材を使っており、電池全体を包み込むような形になっていることだ。

 単三→単一と、単四→単三は、電池の太さだけではなく長さも違う。単三→単一では、もともとの電池の電極は使われず、全体を包み込んだアダプタの電極が使われる。単四→単三ではマイナス側のみ元の電池の電極が使われる。

 やっかいなのは単三→単二で、電池の長さが同じなので、プラス側もマイナス側も電池の電極を使う。アダプタは、高さを変えずに電池を包み込もうとするので、サイズがきちきちに作られている。うまく閉まらず、手間取ることが多い。


旭電化化成の製品。単3→単2はピッタリしていて、開けた状態にすると電池がこぼれてしまう 懐中電灯など、単1乾電池対応の機器にも単3電池で対応できる

 そんなとき見つけたのが、三洋電機のニッケル水素型充電池「eneloop」のアダプタだった。これは、包み込むという発想ではなく、嵌めるという発想で作られている。

 これも2本組で、希望小売価格は、単三→単一が504円、単三→単二が420円だ。それぞれ、380円と320円で購入できた。

 単三→単一では、プラス側はアダプタの電極を使い、マイナス側は電池の電極を使う。素材は堅めのプラスチックで、嵌めるときはカチッと音がして確実に固定される。外すときはプラス側の電極を押すと、スルッときれいにはずれる。

 単三→単二では、プラス側もマイナス側も電池の電極を使うが、無理に包み込もうとせずに太さを調整することに徹しているので、嵌めやすく外しやすい。

 値段は多少高いのだが、簡単に使えるので、これから購入する人はこちらをお勧めしたい。


三洋電機の製品。固いプラスチック系の素材で、脱着しやすい アダプタの底部から電池を入れ、「カチッ」と音がするまで差し込んで装着する

 このようなアダプタを使う場合、中身は単三電池のままなので、単一や単二の電池を使う場合に比べて、容量が小さい。したがって、器具が使える時間も短くなってしまうのだが、当座の代用としては役に立つ。また、単一や単二を使っているときよりも、軽くなるというメリットもある。

 また、eneloopのようなニッケル水素型充電池では、単三型と単四型以外のサイズをほとんどみかけない。三洋電機が自社で用意しているように、このようなアダプタを使うことで、単一や単二対応の機器でも充電池が使えるようになる。乾電池でなければ困る用途というのもあるのだが、リサイクル製の高い充電池を併用するのも悪いことではないと思う。





URL
  旭電機化成株式会社
  http://www.smile-asahi.co.jp/
  三洋電機株式会社
  http://www.sanyo.co.jp/
  「エネループ」製品情報
  http://www.sanyo.co.jp/eneloop/lineup/lineup.html



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2006/11/24 00:03

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