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家電製品ミニレビュー
無印良品「充電ラジオ M-JR20」

~恥ずかしくない普通の形をした手巻きラジオ
Reported by 本誌:正藤 慶一

無印良品「充電ラジオ M-JR20」
 地震などの災害時の情報収集手段として外せないのがラジオだ。電源も電波もコードレスという手軽さは、いざというときのために備えておく基本のものだ。

 最近では、電池を充電するタイプものが増えている。ただし充電といっても、ラジオ本体にACアダプタをつないで充電するというのではない。本体付属のハンドルを回して、手動で充電するという「手巻きラジオ」というジャンルのラジオだ。そのなかには携帯電話を充電できる機能が付いているのもある。電気の供給が途絶えた緊急事態でも自家発電できるので、まさにいざというときに頼れるものだ。

 手巻きラジオはソニーをはじめ、いくつかのメーカーが取り扱っているが、今回は無印良品の「M-JR20」を選択してみた。価格は無印良品の通販サイトで5,900円だった。

 購入理由としては、携帯電話の充電にも対応しているほか、そのシンプルなデザインも気に入った。

 他社製品が明るい色や曲線を基調としたデザインを採用しているのと比べると、ダークグレー一色のカラーリング、また四角形を基調としたデザインは、とても渋くてユニークだ。また、角が尖らずに丸まっていたり、スピーカー部に小さい穴が一面に張りめぐらされていたりなど、細部までとてもスタイリッシュに仕上がっている。一言で言えば“クール”だ。

 本体の大きさは110×45×75mm(幅×奥行き×高さ)と小さめで、携帯袋は同梱されていないが、ストラップが付いているので携帯性は問題ないだろう。防水仕様なのも見逃せない。

 携帯電話のコネクタは3種類が付属、各社の携帯電話に対応するという。なおPHSなど一部の機種には適用しないので、対応機種は要確認だ。

 本体側面にはLEDライトが付いている。明るさは若干弱めだが、電気が止まってしまった夜は、暗い闇を照らす光源として重宝するはずだ。また警報音を発するサイレン機能もついており、緊急事態に助けを求める時の頼りとなるだろう。なお、取扱説明書には製造元が東芝となっており、製品への信頼感を支えてくれる。


スピーカーは小さな穴が一面に張りめぐらされている パッケージ内容は、本体と携帯電話の充電用コネクタ、コネクタと本体をつなぐケーブル、ストラップとなっている コネクタは3種類あり、ケーブルの先を付け替えて各社の携帯電話に対応する

本体側面にはLEDライトが内蔵されている 【動画】緊急時のために、サイレン機能も付いている(WMV形式、約320KB)

 手巻きで充電をするハンドルは本体背部に収納されていて、使う時だけ取り出す仕様だ。ハンドルは釣り竿のリールを巻くように回し、1分間に120回巻くことで、ラジオは60分使用でき、携帯電話は約15分~90分の待ち受け、約1~3分間の連続通話が可能という。

 ハンドルを回してみると、重くはないものの、確かな手応えがあった。30回くらい回してみたところで、疲れてしまった。これは単純作業ということもあるかもしれない。


手巻き用のハンドルは、通常は本体背部に収納されている 【動画】ハンドルを回してみると、重くはないが、確かな手応えがある(WMV形式、約320KB)

底部には単4電池が2本入る。ラジオ・照明・サイレンには対応するが、携帯電話の充電には使えない
 本体底部には単4電池が2本入るので、こちらを電源として使用することも可能だ。ただし説明書によると、電池はラジオ・LEDライト・サイレンにのみ対応し、携帯電話の充電には使えないという。これはちょっと残念だ。

 手回し充電ラジオは、防災袋にしまっておくという印象がある。また、そうしたくなるデザインの製品も多い。しかし、この製品は、いつでも手が届く目立つ場所に置いておきたい。自分の部屋に置いてあっても恥ずかしくない、実にまっとうな普通のデザインだからだ。





URL
  無印良品(良品計画株式会社)
  http://www.muji.net/
  製品情報
  http://store.muji.net/user/ItemDetail/detail?svid=2&_from=/ListProducts/itemlist&sc=S00703&sp=muji&prd=4548076852803&sku=4548076852803

関連記事 
  【買い物山脈】防災ラジオ ソニー「ICF-B01」~けっこう疲れる手回し充電 (PC 2006/06/09)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0609/kai46.htm



2006/11/17 00:04

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