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家電製品ミニレビュー
小泉成器「座ホットマット KDM-4561D」

~カバーが洗えて電磁波の少ないホットマット
Reported by 本誌:伊達 浩二

KDM-4561D
 電気を使う暖房器具には、部屋全体を暖めるものと、部分を暖めるものの2つがある。

 前者がエアコンやオイルヒーター、後者がこたつやホットカーペットなどだ。部分暖房の器具は、人に直接触れる場合が多いので、少ない消費電力で暖かさが手に入るという利点がある。

 ホットマットは、言ってみれば電気座布団が薄くなったものと思ってもらえば良い。厚みが薄いので、イスに置いて敷いても良いし、床に置いて寝っ転がっても良い。意外と使い道の広い暖房器具なのだ。

 小泉成器の「座ホットマット KDM-4561D」は、約48cm四方の大きさで、イスに置くにはちょうど良い大きさになっている。価格はオープンプライスで、購入価格は3,980円だった。


パッケージにも「カバーをはずして洗えます」「電磁波99.7%カット」と謳っている
イスに置くにはちょうど良い大きさだ

 この製品の特徴は2つある。1つは、カバーを取り外して洗えること、もう1つは自社の従来製品に比べて電磁波を大幅に減らしたと言っていることだ。

 カバーは、ポリエステル地のマイクロファイバーと呼ばれる、きめの細かい毛足の素材だ。さわっていても暖かみのある素材で、ヒーターに通電していなくてもお尻に敷いていると気持ちが良い。

 洗濯は、毛布対応の洗濯機か手洗いで、ドライクリーニングには対応していない。カバーが洗えるのは、肌に接することが多いホットマットのような製品では、ありがたい配慮だ。抜け毛の多いペットがいる家庭にも向いているだろう。

 電磁波については、自社の従来製品に対して約99.7%カットされたとしている。削減の方法としては、次のように説明されている。

“ヒーターワイヤー内に2本のヒータ線を通し、それぞれに同じ電流を逆方向に流すことで、それぞれの電磁波が相互に打ち消しあい、電磁波の発生を低減させます。”(製品カタログより引用)

 残念ながら編集部の設備では、この電磁波の低減を確認することはできないが、身近で使う製品だけに、訴求力のあるポイントといえるだろう。

 ちなみに消費電力は30Wと少なく、部分暖房器具の利点を生かしている。マットの表面温度は42度とされており、実際には、ほんのりと暖かいぐらいの温度だ。なお、温度調整は用意されておらず、電源のON/OFFだけしかできない。

 ちょっと残念なのは、この電源スイッチがヒーター本体についていることだ。ここは、1.8mある電源ケーブルの途中にスイッチと、できれば温度調整のボリュームダイヤルをつけてほしかった。

 製品価格も安く、安全性も高いので、お年寄りや子供の補助暖房器具として用意してあげると良い製品だと思う。


本体裏側のチャックを開けると、中にはヒーターが内蔵されたマットが入っている カバーからマットを取り出したようす。カバーは毛布対応の洗濯機と手洗いに対応する 電源スイッチはヒーター本体に付いている




URL
  小泉成器株式会社
  http://www.seiki.koizumi.co.jp/
  暖房器具カタログ(PDF)
  http://www.seiki.koizumi.co.jp/merchandise/pdf/06_season_all.pdf



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2006/11/09 00:04

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