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家電製品ミニレビュー |
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～竹を素材にした台所用ホットマット
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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手も冷たいが、足の裏からしんしんと冷たさが伝わってくるのがつらいのだ。 最近は床材も良くなってきたが、やはり長く立っていると寒いことには変わりはない。 ハロゲンヒーターなどを置いても良いのだが、やはり寒いのは足先なので、足元から暖まるホットカーペットを探してみた。 一般のホットカーペットは、その名の通り毛織物のカーペット素材が多いのだが、水で濡れる可能性がある台所なので竹製のものを見つけてきた。森田電工の「竹キッチンマット EP121AB」という製品だ。楽天市場で購入し、価格は送料込みで8,280円だった。 サイズは、120×45cm(幅×奥行き)で、表面素材は天然竹集成材を使っている。裏面は厚めの不織布でクッションと滑り止めを兼ねている。竹と不織布の厚みは同じぐらいで、両方足すと約1cmある。 本体は中央から二つ折りにたためる。それ以外の部分は、わずかに切れ込みの入っている板だと思ってもらえばよく、ほとんど曲がらない。 表面素材には備長炭練りこみ繊維が、不織布は抗菌繊維が使われている。備長炭を繊維に練りこむことで、消臭効果があるという。 本体の隅に電源ケーブルと調整パネルが付いており、電源のON/OFFと、スライドボリューム式で無段階の温度調節ができる。 消費電力は最大で120W。1時間当たりの電気代は約2.2円になる。この製品はそんなに長時間使わないだろうが、1日8時間30日使ったとしても約528円だ。
実際に台所で使ってみると、思っていたよりもクッション性がある。竹製のものに乗っているという感じではなく、もっと柔らかいものに乗っている感じで、フカッとしている。不織布の部分に厚みがあるからだろう。 本体の厚みが約1cm、調整パネルの部分は2cmちょっとある。我が家のキッチンでは、一番下の引き出しの部分の下端が1cmぐらいの位置にあり、開けるのがぎりぎりだった。調整パネルにはひっかかってしまうので、置く位置が限られてしまう。購入前にキッチンの引き出しの位置などを確認した方がいいだろう。 温度は一番強い状態にして、中心部分で約40度だった。これだと、すこし暑い感じになる。自分の好みでは、弱から2目盛り目ぐらいでちょうど良い感じだ。 竹の表面はウレタン樹脂塗装がされており、すべすべしている。洗い物で表面に水がはねても、料理をこぼしても、布でぬぐえば良いので気が楽だ。ただ、不織布の部分は水を吸うので大量にこぼすのはさすがに注意したい。また、不織布には、髪の毛やホコリがくっつきそうで、ちょっと心配だ。 自分で台所に立つ人にも勧められるが、毎朝、寒い台所に立って料理をしてくれる家族へのプレゼントとして最適だろう。
■URL 森田電工株式会社 http://www.moritadenko.co.jp/ 2006/10/26 00:07 - ページの先頭へ-
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