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やじうまミニレビュー |
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～お風呂の黒カビ退治に著効
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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浴室に換気装置は付いているし、入り口に小さな扇風機を置いて、入浴後はタイマーで風を入れるようにしているのだが、それでもダメなようだ。 酸性の洗剤とタワシで表面はきれいになるのだが、ゆっくり湯船につかっていると、なんとなくカビくさい感じがするのが悩みだった。どうも目地の中にカビが残っていて、湯気があたると匂い出すらしい。 このお風呂の黒カビというのは、悩んでいる人も多いようで、通販カタログを見ていると対策グッズがたくさん載っている。 今回紹介する石田株式会社の「バイオパック カビバスター」も、その1つだが、自分で試してみて効果が感じられた製品だ。 基本的にはカビに対抗する微生物を使うタイプだ。パッケージの説明を引用すると「善玉微生物『バチルス菌』が空気中に飛び出し、壁やタイルの目地などに付着しているカビ菌を根元から食べてくれます。あとは目地に残ったカビの死がいをブラシと水で洗い流すだけでキレイになります」としている。 また、「納豆菌の仲間である『バチルス菌』を自然の中から抽出して培養しました。人体に害が無く、安心してお使いいただけます」という。 つまり、納豆菌類縁の微生物によって、カビを排除するという原理のようだ。納豆菌は繁殖力が強く、醸造施設などに混入すると、本来の菌の繁殖を抑えてしまうほどなので、まぁ、納得できなくはない。どうも、この能書きだけ読んでいると怪しげなのだが、調べてみると、トマトの防カビなどにも使用例があるらしい。 希望小売価格は1,890円だが、ヨドバシカメラの通販価格は1,554円だった。この手のグッズとしては、廉価なほうなので、ダメもとで買ってみることにした。
本体の構造は、ビニールっぽいフレームで、上にフックがついている。全体の印象は、タンスに入れる防虫剤だとおもってくれれば良い。使い始めに封を切ってぶら下げるのも同じだ。 浴室で使う場合は、付属の吸盤で壁面の高いところにとりつける。目に入ってうれしいパッケージではないので、自分の頭の上のほうの視界に入らない位置に貼り付けた。 設置後4週間は、ドアの開閉を控えめにするように注意されている。たぶん、菌の繁殖に適した温度と湿度を保とうという狙いなのだろう。また、菌が死んでしまうので、強酸や強アルカリの洗剤を使わないように警告されている。なんか、ぬか床でも作っている感じだ。 我が家の場合は、1週間ほどで効果が表われた。湯船につかっていても、カビ臭さを感じなくなったのだ。 やがて、目地に少し残っていたカビも、簡単に落ちるようになり、生えなくなってきた。 メーカーには失礼だが、安っぽくインチキ臭いパッケージと、実際の著効の差が大きくて、とまどってしまった。
自分だけでは信じられないので、何個か買って人に試してもらっても、(まぁ、多少の社交辞令はあるとして)効果があるという。 というわけで、黒カビにかぎらず、カビ関係でお悩みの方には一度試してみることをお勧めしたい。私は、ヨドバシのポイントで購入して、すぐ人にあげられるようにストックしている。なお、防臭剤ではないのでカビくささ以外の匂いには効果はない、一応、ご注意いただきたい。 2006/10/25 00:07 - ページの先頭へ-
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