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小泉成器 電気ケトル「S-line KDP-S509」
~3,500円で買える電気ケトル
Reported by 本誌:伊達 浩二
KDP-S509
この連載の最初の回でティファールの電気ケトルを紹介したところ、何人かの読者からメールをいただいた。ほとんどが、私も便利に使ってますという内容だったのだが、もっと安いのがあるじゃないか、という指摘もあった。
というわけで、今回は電気ケトルの第2弾として、小泉成器株式会社の「KDP-S509」を紹介しよう。
この会社は、照明器具大手の小泉産業の関連会社で、他社製品の流通に加え、「S-Line」というブランドで調理家電なども販売している。
KDP-S509の価格はオープンプライスで、購入価格は3,480円だった。ティファールのちょうど半額ぐらいだ。価格だけでいえば、もう少し安い製品もあるのだが、ティファールとは反対のスリムな形が気に入って購入した。
沸かせる水の容量は0.2~0.8L、消費電力は1kw(=1,000W)だ。
本体は、アルミと樹脂の組み合わせで、水が入る部分は樹脂になっている。ティファールでもそうなのだが、本体が樹脂製の製品は、お湯が沸いたときでも側面が熱くならず安心だ。この製品でも、やけどをするような温度にはならない。
使い方は簡単で、水を注ぎ、スイッチを入れると湯沸かしが始まる。お湯が沸くと、自動的に停止する。
スイッチの感触はちょっとあいまいなところがあるので、ちゃんと押さないと動かない。また、取っ手の先端にあるパイロットランプが点くが、ちょっと見えにくい。
水が入る部分は樹脂になっていて、お湯が沸いても側面が熱くならない
スイッチは取っ手の付け根部分にある
稼働中はパイロットランプが光るが、ちょっと見えにくい
ティファールが、沸騰するとすぐに電気が切れるのに対し、この製品は完全に沸騰して、本体が微振動するぐらい徹底的に沸かそうとする。お湯が沸いて、電源が切れるときに特にアラームなどは鳴らないが、沸いている音がなくなって気がつくほどだ。でも“ピッ”ぐらいは言ってくれた方がありがたかった。
ワットチェッカーで計った消費電力は、最大で969Wだった。ちょうどカップ1杯分の200ccの水が沸くのに約1分38秒、500ccで約2分58秒だった。ティファールより遅く見えるが、沸いてから止めるまでのタイミングの違いによるもので、実用的には大きな差は感じない。
ケトル本体には電源ケーブルはついていないので、お湯を注ぎやすい。ただ、台座が軽すぎて動きやすいので、もうちょっと重くして欲しい。
水を注ぐときにケトルのフタを開けるのもボタン1つだ。フタもフィルタも樹脂製ではずせるので洗いやすい。本体内も手を入れて洗える。ただし、食器洗い乾燥機では洗えない。
スイッチの感触など、コストを感じさせる部分もあるが、速く簡単にお湯を沸かすという基本的な機能は十分に持っている。シンプルな形で、場所を取らず、洗いやすいのも好ましい。ティファールというブランドにこだわらない人向けの、もう1つの選択肢として推奨する。
ワットチェッカーで計った消費電力は、最大で969Wだった
フタを開けるのはボタン1つ
フタやフィルターは、取り外しできるので洗いやすい
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URL
小泉成器
http://www.seiki.koizumi.co.jp/
製品情報(PDF)
http://www.seiki.koizumi.co.jp/merchandise/pdf/06_s-line.pdf
2006/10/16 00:05
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