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ドリップコーヒーメーカー CMB6
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デロンギ・ジャパンは、2つのヒーターを搭載した「ドリップコーヒーメーカー CMB6」を4月末より発売する。希望小売価格は18,900円。
同社が初めて一般市場向けに発売するドリップタイプのコーヒーメーカー。同社はもともとイタリアのメーカーだが、イタリアではコーヒー豆に圧力をかけて抽出するエスプレッソが一般的なため、家庭用のドリップコーヒーメーカーは少ないという。同社ではこれまで販路限定でドリップコーヒーメーカーは発売していたが、一般市場向けの製品は今回のCMB6が初となる。
CMB6では、2つのヒーターを搭載した「デュアル・ヒーティング・システム」が最大の特徴。一般的なコーヒーメーカーでは、1つのヒーターで抽出、保温をまかなうがデュアル・ヒーティング・システムでは保温と抽出、それぞれ別のヒーターを使用している。そのため抽出に理想的な温度約92~96℃、保温に理想的な温度80~85℃をそれぞれ保つことができる。特に抽出用のヒーターには自己温度制御機能を搭載しており、抽出後のコーヒーが煮詰まりにくくなっている。
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使用中の様子
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本体上部に水とコーヒー粉をセットする
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コーヒーフィルターを外したところ。本体には紙を使わずに抽出できるペーパーレスフィルターが付属するが紙のフィルターをセットすることもできる
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操作は本体全面の電源スイッチで行なう
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電源を入れるとオレンジ色に点灯する
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抽出後のコーヒーは自動で温度が制御されるため煮詰まりにくくなっている
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本体上部のフタ内側
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付属のポット
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抽出工程では9つの穴からシャワー状にまんべんなくお湯をだす「シャワードリップ」を採用している。また、フィルター部分には紙を使わずにドリップできる「ペーパーレスフィルター」を備える。一度に抽出できる量は780ccで、コーヒーカップ約6杯分。
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紙を使わずにコーヒーを抽出できるペーパーレスフィルター
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抽出部分
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給水タンク側面には目盛りが付いている
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本体デザインは「HP」のPDAや、ヴァージンアトランティック航空のエコノミーシートなどを手がげたイギリス人デザイナー「Darren Mullen(ダレン・ミューレン)」が担当している。ポットが一体になったコンパクトなデザインと、アルミニウムとステンレスを組み合わせたメタリックなデザインが特徴。
また、本体上部はカップラックになっており、コーヒーカップを2~3つ設置できる。
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四角いデザインと、メタルとステンレスで構成されたボディが印象的
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デザインを手かげたイギリス人デザイナー、Darren Mullen
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本体上部はカップラックになっている
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本体サイズは170×260×295mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3kg。消費電力は1,100W。本体カラーは黒の「peppercorn」、赤の「raspberry」、白の「coconut」の3色を備える。
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黒の「peppercorn」
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赤の「raspberry」
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白の「coconut」
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■URL
デロンギ・ジャパン
http://www.delonghi.co.jp/
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( 本誌:阿部 夏子 )
2009/03/03 17:06
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