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JTBとパナソニックによる「旅チャリ」。モデルとなったのはパナソニックの「シュガードロップ BE-EPCS03」
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株式会社JTB首都圏とパナソニックサイクルテック株式会社は、電動アシスト自転車「旅チャリ」を、全国の観光協会やホテル、旅館、レンタサイクル会社など観光業者向けに11月7日よりリース販売する。
リース契約を締結した観光業者は、観光客に「旅チャリ」をレンタサイクルとして貸し出せる。観光客は旅チャリを利用することで、徒歩よりも広範囲かつ自由に観光でき、また多少の坂道も苦にしないため、通常の観光では見つけにくい新しい観光地の発見にも役立てられる。さらに、軽運動で美容と健康の促進効果も期待できる。レンタル料金は8時間で2,500円、4時間で1,500円、1時間で500円の予定。
一方、観光業者側では、高額な電動アシスト自転車を購入するよりも安いリースで利用できるという初期コストでのメリットがある。さらに、地域の環境破壊を心配せずに地域活性も図れる。リース期間は最長2年で、状態の良いものはさらに1年の再リースが可能。リース終了後はパナソニックのサービス代行店が製品を無料で回収する。また、指定サイクルショップによる、年2回の無料点検も受けられる。リース代金は、保険や送料なども含めて月額4,800円。一般企業へのリースも受け付けている。
なお、旅チャリのモデルとなる機種は、パナソニックの小径車「シュガードロップ BE-EPCS03」。
JTBとパナソニックは、旅チャリのテーマとして「観光/環境/健康」の3点を挙げている。「観光」は新しい観光資源の発見による地域活性化、「環境」は自動車ではなく自転車を利用することによるCO2排出量の削減、「健康」はアシスト機能で足腰に負担を掛けずに有酸素運動を行ない、健康を促進する狙いがある。
JTBによると、早ければ12月に横浜エリアで導入される予定だという。
■URL
JTB首都圏
http://www.jtb.co.jp/e/
ニュースリリース
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=992
パナソニックサイクルテック株式会社
http://www.panabyc.co.jp/
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/11/07 00:04
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