タニタは、メタボリック症候群の防止対策に重点を置いた体組成計3機種を、10月1日に発売する。いずれのモデルも内臓脂肪レベルを計測、表示機能を強化した。内臓脂肪レベルは、メタボリック症候群の主な原因とされている。
ラインナップと仕様の詳細は以下の通り。
製品名 | インナースキャン50 | インナースキャンV | インナースキャン |
型番 | BC-306 | BC-612 | BC-566 |
特徴 | フルドット液晶 | 部位別の筋肉量測定 | エントリー |
最大計量 | 150kg | 150kg | 136kg |
計量単位 | 100kg未満 | 50g単位 | 100g単位 |
100kg以上 | 100g単位 | 200g単位 |
筋肉量判定 | 全身 | 部位別 | 全身 |
蓄積できる過去データ | 最大2年分 | 最大6カ月分 | 前回値のみ |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 302×336×62 | 320×344×54 | 300×300×36 |
重量(電池込み) | 2kg | 2.3kg | 1.3kg |
電源 | 単三型乾電池4本 |
希望小売価格 | オープン |
店頭予想価格 | 15,000円前後 | 14,000円前後 | 10,000円前後 |
● 本体のみでグラフ表示ができるBC-306
BC-306は、フルドット液晶を搭載し、本体のみでグラフ表示ができるのが特徴。1日ごとのデータなら1カ月分、週平均データなら1年分、月平均なら2年分を本体内に蓄積し、グラフ表示できる。
計測中にだるま落としのアニメーションが現われたり、内臓脂肪レベルがだるまの表情でわかるなど、グラフィックを使ったよりわかりやすい表示を目指した。
同社のネット連動サービス「からだカルテ」や、オムロンの携帯電話連携機能など、データを貯めて、パソコンや携帯電話で表示するのが流行となっているが、本体内でグラフ表示をする機種は珍しい。
● 5つの部位に分けて計測できるBC-612
BC-612は、全身を「右腕」「左腕」「体幹部」「右脚」「左脚」の5つの部分に分類し、それぞれ筋肉量や体脂肪率を計測できるのが特徴。今回からの新機能としては、内臓脂肪の蓄積度合いを3段階で表示するディスプレイが加わった。人の腹部をモチーフにしており、より直感的に把握できるようになっている。
● 3色ランプで内臓脂肪レベルを表示するBC-566
BC-566は、シンプルな形状に基本的な機能を搭載したエントリーモデル。本体の左側に新たに内臓脂肪レベルを色で表すランプを設けた。青、黄、赤の3色で点灯するため、体をかがめなくても確認しやすいようになっている。
■URL
タニタ
http://www.tanita.co.jp/
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http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/h_meter.htm
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/09/29 18:08
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