タイガー、夫婦2人で使えるコンパクトサイズのグリル鍋

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タイガー、夫婦2人で使えるコンパクトサイズのグリル鍋

～蒸し料理と焼肉が楽しめるプレートも付属

CQB-S100

　タイガー魔法瓶株式会社は、2人向けのコンパクトなグリル鍋「CQB-S100」を、10月10日に発売する。希望小売価格は21,000円前後。

　少人数、特に2人での使用に適した、小型サイズのグリル鍋。同社ではこれまで4人家族での使用を想定しグリル鍋を製造していたが、1980年代より4人以上の世帯が年々減少しており、特に夫婦2人での使用時には「(グリル鍋が)大きすぎる」「量が多すぎる」といった不満が上がっていたという。

　本製品ではこれを受けて、グリル鍋のデザインを変更。単に容量を抑えるのではなく「少人数で使いやすい形状」へと再設計した。この結果、グリル鍋は直径24.8cm、容量2.2Lとなり、2人の鍋料理や煮込み料理がちょうどいい分量で作れるという。

　付属品として、手軽に蒸し料理が作れる「蒸しプレート」と、肉と野菜を焼くスペースが分けられた焼肉用プレート「野菜ゾーンつき波形プレート」を同梱する。焼肉用プレートとグリル鍋にはキズに強く遠赤外線効果が高い「遠赤長持ちコート」と、ヒーターの熱を効率よく伝える「黒色吸熱加工」が施されている。

　本体サイズは321×248×150mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4kg。消費電力は最大で820W。温度調節は最大で230℃。


1980年頃から世帯人員が減り続けていることから、2人世帯向けの小型グリル鍋の開発に至ったという(「日本の世帯数の将来推計」国立社会保障・人口問題研究所 2008年3月)	鍋として使用中のようす。通電時は温度調節レバーが光る


「蒸しプレート」を使えば、肉の脂を落としたヘルシーな蒸し料理が楽しめる	焼肉用プレートは、肉の脂の飛び散りを抑える波形プレートと、野菜を焼く平面プレートが半分で分かれる「野菜ゾーンつき波形プレート」

　下位機種として、焼肉用プレートがない「CQB-A100」、焼肉用プレートと蒸しプレートが省かれ、グリル鍋のみの「CQB-B100」も同時に発売する。希望小売価格は、CQB-A100が18,900円、CQB-B100が17,850円。


グリル鍋と蒸しプレートが付属するが、焼肉用プレートが省かれた「CQB-A100」	グリル鍋のみの「CQB-B100」

■URL
　タイガー魔法瓶株式会社
　 http://www.tiger.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.tiger.jp/press_release/pr_080918_01.html

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・【グッドデザインエキスポ2008】
タイガー、デザイン性の高い電気ケトルなど未発表製品を展示（2008/08/22）

（本誌：正藤慶一）
2008/09/18 15:18

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