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【グッドデザインエキスポ2008】
タイガー、デザイン性の高い電気ケトルなど未発表製品を展示


 会場には未発表の製品を含む、多数の家電製品が展示されている。特にタイガー魔法瓶株式会社では未発表の製品を含む家電製品を複数展示していた。ここでは同社の製品をじっくりとご紹介する。


フタが取り外せる電気ケトル

電気ケトル PFV-G080/G100
 電気ポットで実績のあるタイガー魔法瓶が作った初めての電気ケトル。

 “電気ケトルの日本の家庭における使用状況を考慮しつつ、安全性や耐久製をきちんと考えた製品”というコンセプトのとおり、本体には安全性に考慮された工夫が随所に光る。従来の電気ケトルと大きく異なるのは、フタが取り外しできるという点。フタは上部の持ち手を両側から挟み込むようにして開けるようになっているため、本体が転倒してもフタが外れるようなことはない。

 また、本体が転倒してもお湯がこぼれにくいように、フタ部分には中栓が設けられている。中栓はロックを掛けられることもでき、ロックをしておけば本体が転倒しても注ぎ口から湯漏れすることがないという。

 本体は外側が熱くなりにくいように2重構造になっており、内部の素材にはステンレスを採用。本体カラーは明るいオレンジ系、黒、白の3色を用意した。

 電気ケトル「PFV-G080/G100」の発売は9月中旬頃の予定だという。予定販売価格は容量が0.8Lの「PFV-G080」が115,00円前後、容量が1Lの「PFV-G100」が12,000円前後。


フタが取り外せる電気ケトルはこれまでなかった フタは上部の持ち手を挟み込むようにしないと開かないようになっている フタは厚みがあり、注ぎ口が内蔵されている

本体の注ぎ口
本体内部にはステンレスが採用されている 持ち手の上部に電源スイッチが配置されている

左から容量1LのPFV-G0100、右が0.8LのPFV-G080
台座部分
台座の裏側。コードが巻き付けられるようになっている

大人のためのグリル鍋

グリル鍋「CQB-B100」
 グリル鍋「CQB-B100」も未発売の製品。主にシニア層をターゲットとして開発された製品で、想定されている使用人数は2人。グリル鍋というイメージからは離れた落ち着いたカラーリングと、全体的に小ぶりで低めの印象の本体デザインが特徴。

 発売は10月中旬予定で、予定販売価格は17,000円前後。


横からみたところ。鍋の高さが低めになっているのが特徴 台座から鍋を取り外したところ 操作は台座部分のツマミで行なう

手で入れたような味わいのコーヒーメーカー

コーヒーメーカー「ACR-A050」
 同じくタイガーの製品のコーヒーメーカー「ACR-A050」は既に発売が開始されている製品。手でコーヒーをドリップした時のような味わいが出る「間欠蒸らしドリップ」が特徴。これはシャワー状のお湯で間隔を開けてドリップすることで、豆を蒸らす工程を設けてふっくらとした味わいがでるというもの。

 水タンクは取り外し可能で、そのまま洗うことができる。また、タンクを本体上部に設置することで設置スペースを省略している。

 本体デザインは横からみると「C」に見える特徴的な形を採用している。

 本体サイズは234×151×318mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.7kg。消費電力は550W。本体カラーは白と黒のツートンカラーの「カフェクリーム」、赤系の「カフェチェリー」、黒のみの「カフェブラック」の3色。


本体側面からみたところ。英字のCのような形が特徴的 ポット部分。フィルターはポット本体のフタと一体になっている 本体上部に設置して使う給水タンク。取り外しできるのでまるごと洗うことができる




URL
  タイガー魔法瓶株式会社
  http://www.tiger.jp/index.html
  「ACR-A050」製品情報
  http://www.tiger.jp/product/04cookware/acr_a.html


( 本誌:阿部 夏子 )
2008/08/22 23:30

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