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KX-PW508DL
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パナソニック(松下電器産業株式会社)は、着信相手の名前を音声で知らせるFAX電話機「おたっくす KX-PW508」シリーズ、3機種を10月18日より発売する。希望小売価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は親機のみの「KX-PW508D」が19,000円前後、子機が1台付属する「KX-PW508DL」が22,000円前後、子機2台が付属する「KX-PW508DW」が32,000円前後。
同社のFAX「おたっくす」シリーズの主力モデルにあたる製品。事前に電話帳登録をしていた相手から着信があった際に、着信相手の名前を音声で読み上げる「着信読み上げ機能」を新たに搭載した。なお、音声で読み上げるのは、電話帳入力の際に登録したフリガナになる。また、電話帳のグループ名を家族の名前にしておくと、グループに登録されていた相手からの着信時に登録されていた名前を読み上げる「グループ読み上げ機能」も搭載している。これにより家族の誰宛に電話が掛かってきたのか着信時にすぐ知ることができる。
迷惑電話対策としては、従来機「KW-PW507」で好評だったという、相手に名乗ってもらってから電話にでるかを決められる「あんしん応答」機能を親機だけでなく子機にも、新たに搭載した。また、通話中に相手の話がよく聞き取れなかった場合に録音操作をすると、録音操作をする30秒前からの会話が自動的に録音される「前から録音」機能も搭載している。
そのほか、着信時に女性の声を男性のような低い声に変える「ボイスチェンジ」機能や、通話中に断りのメッセージを流して電話を切る「通話拒否」機能などを備える。
また、本体に単四アルカリ乾電池3本を入れることで停電時も電話を使える「簡易停電通話機能」も搭載している。
操作性では、文字表示を従来機(KW-PW507)よりも約40%大きくしたほか、液晶画面も3.2型から3.3型に大きくした。ダイヤルボタンは、見やすさを考慮して従来より約65%大きくしたほか、ブルーのダイヤルライトを搭載した。
また、KX-PW508では、同社のテレビドアホン「家じゅうどこでもドアホン」シリーズと無線で接続できるワイヤレスアダプター機能を搭載している。アダプタを別に購入しなくてもワイヤレスでKX-PW508とドアホンを接続し、来客に対応できるとする。
親機の本体サイズは約296×191×86mm(幅×奥行き×高さ)で、トレーオープン時は約296×231×265mm(同)。重量は約2.4kg。子機のサイズは約44.5×33.5×171mm(同)で、重量は約157g。最大消費電力は130Wで、待機時は0.7W。印刷は熱転写方式。
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左からKX-PW508DW、KX-PW508D
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■URL
パナソニック(松下電器産業株式会社)
http://panasonic.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.jp/fax/508dl/index.html
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・ パナソニック、着信相手の名前を確認して通話できるFAX(2007/08/02)
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/09/12 17:01
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