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おたっくす KX-PW507
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パナソニック(松下電器産業株式会社)は、着信時に相手の名前を確認してから通話できるFAX「おたっくす KX-PW507」を、9月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機が1台付属する「KX-PW507DL」が26,000円前後、子機2台の「KX-PW507DW」が35,000円前後。
同社のFAX「おたっくす」シリーズの最新機種で、新機能として、受話器を取る前に親機のボタンを押すと、相手に名乗りを求めるメッセージを流す「あんしん応答」を搭載したのが特徴。相手の名前や応対を確認した後で電話に出られるので、振り込め詐欺や悪質な勧誘など、迷惑電話対策にできるという。
迷惑電話の対策としてはこのほかにも、着信中・通話中に通話を断るメッセージを流したり、通話を切るきっかけとしてドアホンの音を鳴らす「通話拒否」機能や、相手に録音を開始したことを知らせてから録音する「通話録音」機能なども用意されている。
さらに、見やすさと使いやすさも向上させた。親機ディスプレイには、表示エリアを従来製品よりも約1.9倍拡大した、3.2型のホワイト液晶を採用。また、親機・子機ともに漢字表示に対応し、1文字当たりのドット数も増やしている。そのほか、夜でも操作しやすいように、親機・子機のダイヤル部分が光るダイヤルライトを備えている。
子機は、従来製品よりも横幅を狭めた、持ちやすくスタイリッシュな新デザインを導入。充電方式には、ホコリや汚れに強い無接点充電方式を採用している。そのほか、最大受話音量を従来製品よりも大きくし、聞き取りやすさを向上させている。
FAXでは、プリント跡が見えにくいインクフィルムを採用。受信したFAXやコピーした内容が、使用後のインクフィルムからはわかりづらくなっている。
そのほか、電波が届きにくい場所でも子機が使用できるよう、通話エリアを拡大する中継アンテナ「KX-FAN1」にも対応する。また、テレビドアホン「家中どこでもドアホン」シリーズと無線で接続できるワイヤレスアダプター機能も用意されている。
親機の本体サイズは、296×191×86mm(幅×奥行き×高さ)で、トレーオープン時は、296×231×265mm(同)。重量は約2.4kg。子機のサイズは、44.5×33.5×171mm(同)で、重量は157g。最大消費電力は130Wで、待機時は0.7W。印刷は熱転写方式。
なお、松下グループのショッピングサイト「パナセンス」において、本製品のモニター販売の受付が開始された。決められた範囲の金額の中で、上位入札した100名(KX-PW507DLが70名、KX-PW507DWが30名)が購入権を得るオークション方式で販売される。入札締め切りは8月20日の13時。
■URL
パナソニック(松下電器産業株式会社)
http://panasonic.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060915-2/jn060915-2.html
パナセンス
http://www.sense.panasonic.co.jp/PanaSense/WP00/WP0001.jsp
モニター販売ページ
http://www.sense.panasonic.co.jp/PanaSense/WP04/WP0402.jsp?auc_key=Auction_PRD14
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/08/02 16:57
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