三洋電機株式会社は、太陽電池のエネルギーをUSB出力できるLEDライト「eneloop solar light(エネループソーラーライト) SSL-LT1S」を、10月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。
同社の充電式ニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」など、“繰り返し使える”をコンセプトとした製品群「eneloop universe products」シリーズのひとつとして発売される、ハンディ型のLEDライト。製品の片面に、同社の高効率太陽電池「HIT太陽電池」を搭載した点が最大の特徴で、AC電源を使わずに内蔵のニッケル水素充電池にエネルギーを蓄えて、ライトの電源とする。
また、本体側面にはUSBポートが1つ用意されおり、太陽電池で蓄えた電力をUSB経由で給電することも可能。携帯電話なら約1回の満充電ができるという。
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「eneloop solar light」。左がライト面で、右がその裏にある太陽電池。
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世界中の屋根に取り付けられているという、同社独自の「HIT太陽電池」を採用する
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本体側面にUSBポートを1つ用意した
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太陽光で充電した電力を、USBポートから給電できる
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取っ手が用意されており、持ちやすい
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LEDライトは9灯あり、全部を点灯するほか、電源ボタンを押すことで5灯、1灯だけを光らせることも可能。本体に属するストラップを使うことで、天井に吊して使うこともできる。また、本体側面には、懐中電灯として使用できる「LEDビームライト」も搭載する。
同社では本製品が電源のない場所でも使用できることから、災害時での使用も想定しており、法政大学による東京都の都市震災研究プロジェクト「ダンボールハウス」に参画している。
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LEDライトは全部で9灯
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電源スイッチを押すと、明かりが5灯に減る
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さらにもう一度押すと、1灯だけを照らすことができる
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付属のストラップを使って、天吊型の照明として使うことも可能
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本体側面には、懐中電灯としても使えるLEDビームライトも搭載
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非難時、災害時の電源としても役に立つという
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三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー グローバルCRM事業部 市販統括部 統括部長 下園浩史氏
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本体サイズは186×242×28mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約800g。ソーラーによる充電時間は、日照時間で15~30時間。AC電源で充電する場合は約3.5時間。パネルライトの点灯時間は、約9/15/35時間(LED9/5/1灯時)。ビームライトは50時間。JIS IPX4の防水加工が施されている。
三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー グローバルCRM事業部 市販統括部 統括部長の下園浩史氏は、本製品を「日常使いはもちろん、いざという時の照明や電源として、非常にも非常に役に立つ」と評価。さらに、本製品に搭載されるHIT太陽電池については「世界でも最高レベルの太陽電池」と自信を見せた。
■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0809news-j/0902-1.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/09/02 17:58
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