株式会社バンダイのブースでは、テレビに映像を映し出せる顕微鏡や、イケメンが画面で金を催促する貯金箱、クルクルとハンドルを回すだけで3種類の太さの太巻きが作れる玩具など、幅広いジャンルの展示が行なわれていた。
● 200倍のミクロ映像をテレビに映し出すデジタル顕微鏡「アイクロップス」
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デジタル顕微鏡「アイクロップス」。まるでドラえもんのビッグライトのような形だ
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「アイクロップス」は、物体の200倍の姿をテレビ上で映し出せるデジタル顕微鏡だ。
使用するには本体とテレビを接続し、丸形の電池ボックスのスイッチを入れるとすぐにテレビに映像が映し出される。本体の球体のカバーの中にはカメラのほか、ピント調節用のセンサーも搭載されている。カメラの周りには白色LEDが3つ配置されており、物体に直接押し当てた場合も画面が暗くならない。
本体にはまた、カメラの上に取り付ける観察ケースが付属する。この中に動きの激しい昆虫や水中生物を入れると、より観察しやすくなる。
テレビ画面で確認できる倍率は27インチのテレビ画面の場合で約200倍、40インチのテレビ画面で約300倍となる。なお、倍率の調整はできない。
会場では、お札や、洋服の生地などを映すデモが行なわれた。テレビの画面に映し出されるその世界は、日常生活の中ではまず見られない特別なもの。顕微鏡のレンズを覗きこむ必要もなく、大きい画面でミクロの世界を見れるため、目が疲れずに隅々まで確認できた。
映画やアニメでも度々取り上げられるミクロの画面。身近にあるものの200倍の世界が自宅のテレビでみることができたなら……好奇心旺盛な子供には、絶好の教材となること請け合いだ。6月28日発売予定で、希望小売価格は7,980円。
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使用しているところ
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顕微鏡のレンズの中でみるものよりもずっと大きくわかりやすい。写真はお札の拡大画像
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球体のカバーの中にはカメラとセンサーが配置されている
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物体に接触する部分には白色LEDが3つ取り付けられており、直接対象物に押し当てても画面が暗くならない
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丸形の電池ボックス。操作もここで行なう
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付属の観察ケースを取り付け、ここに昆虫や水中生物を入れることで、観察をより容易にできる
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● イケメンにお金を貢ぐ――つもりでお金が貯まる「イケメンバンク」
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ハート型の「イケメンバンク」。本体カラーは白とピンク。キャッチコピーは「最近、ドキドキしてますか?」
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お金を使う言い訳はいくらでもあるが、お金を貯めるための自分への言い訳を作るのはなかなか難しい……そんな女性にピッタリなのがバンダイ「イケメンバンク」だ。
ハート型の本体の中には5人のイケメンが住んでいる。クールなモデルタイプ、明るい芸人の卵、優しいおぼちゃま、年下のスポーツマン、包容力のある年上。自分の好きなタイプの男性を選んだら、彼を喜ばせるためお金を入れ続ける。
いつの時代もイケメンはわがままなもの。エステに連れて行ったり、ご飯をおごってあげたりイケメンが機嫌を損ねないためには500円玉をこまめに入れ続けるしかない。こまめにお金を入れればイケメンはさわやかな笑顔で「サンキュ」と本体から「愛してるよ」「幸せにしてやるからな」など甘い言葉をささやいてくれる。ユーザーが飽きないために、イケメンが発する言葉は100種類以上用意されているうえ、イケメンとの関係をまるで本当の恋愛のように楽しめるように、ストーリー展開の監修は恋愛心理カウンセラーが担当しているのだという。
ハート型の本体は500円玉専用の入り口になっていて、本体は500円玉が100枚、5万円でいっぱいになる。お金がたくさんなった時に2人の関係は山場を迎える。毎日イケメンに貢いで、こまめにコミュニケーションを取っていれば、二人は結婚、5万円貯めるまでに何カ月もかかっているようだと、たとえ5万円貯められたとしても彼は去っていってしまうかもしれない。用意されているエンディングは10種類以上。ユーザーの使用状況により微妙に違ってくるという。はまればお金がどんどん貯まる…かもしれない貯金箱だ。
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女の子の部屋がイメージされた展示スペース
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エステに行きたいなどイケメンの要求は多様だ
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お金を入れるとイケメンが液晶画面に表示される
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● 直径1/3/5cmののり巻き寿司が簡単に作れる「ふとまきまっきー」
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「ふとまきまっきー」
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以前「やじうまミニレビュー」にて、簡単にのり巻き寿司が作れる「のりまきまっきー」を取り上げたが、その後継機となる製品が登場した。その名も「ふとまきまっきー」。8月上旬の発売予定で、価格は4,410円の予定。
従来製品と同様、本体に酢飯と具を入れ、ハンドルをクルクルと回せば、簡単にのり巻き寿司ができる点は変わらない。しかし、本製品で一番大きく異なる点は、これまでは太さが3cmだけだったが、今回は1/3/5cmから選べるというのだ。
これにより、1cmののり巻きの上に3cmを、また3cmの上に5cmを重ねるといったことも可能になり、さらに、専用の押し型を使って、ハート型ののり巻きも作れるようになった。桜でんぶなどの色つきの具材を併せて使うことで、さまざまなデザインののり巻きを使えることが可能になっている。
会場では、ブタやハートなど、楽しいデザインののり巻きが多数展示されている。
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押し型を使うことで、のり巻きをハート型にすることも可能だ
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直径約3cmのハート型のり巻きの上から、5cmののり巻きを重ねると、切り目はハート型の模様になる。ピンク色は桜でんぶによるもの
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会場ではさまざまな模様ののり巻きが展示された。食べるには惜しいくらいだ
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● 折り畳めるプレートでキレイな仕上がりのクレープメーカー
同じく食に関連した製品では、火を使わず電子レンジでクレープが作れる「くるっとクレープル」が公開されていた。
ホットケーキの生地を型に流し込み、電子レンジで加熱するため、やけどの心配がなく、子供でも安全に使えるクレープメーカー。タカラトミーの記事でもこのような製品を取り上げたが、特徴的なのは、ホットケーキを加熱した後、クレープをキレイに折りたたむための専用プレートが付属するところ。プレートには、キレイにクレープが折りたためるよう折り畳められる仕様になっており、これを手順どおりに折りたたんでいけば、クレープを理想的な型に仕上げられる。
価格は3,150円で、今秋発売予定。
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クレープがキレイに仕上がるよう、プレートには折り畳める仕様になっている
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こちらができあがったクレープ。確かにキレイに仕上がっている
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生地は電子レンジで温めてつくる
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■URL
株式会社バンダイ
http://www.bandai.co.jp/
アイクロップス
http://www.asovision.com/eyeclops/
イケメンバンク
http://ikemenbank.jp/
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( 本誌:正藤 慶一/阿部 夏子 )
2008/06/20 00:28
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