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RC-10PH
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東芝ホームアプライアンス株式会社は、断熱材を新たに搭載し、保温時の省エネ性などを向上させた普及クラスのIH式炊飯器「RC-10PH」シリーズ2機種を6月1日に発売する。5.5合炊きのRC-10PHが23,000円前後、1升炊きのRC-18PHが26,000円前後。
断熱性の高い発泡ポリプロピレンを内蔵し、蓄熱性・保温性を高めた点が特徴。一般的に、炊飯時にはいかに米に熱を加えるかが重要とされる。本製品では断熱材により蓄熱性を高め、熱が逃げにくくなり、おいしいご飯が炊けるという。また、保温時にも消費電力を抑える効果がある。5.5合炊きの従来機種RC-10NHでは、24Wだった保温時の消費電力は、8%減の22.1Wとなっている。
このほか、玄米や発芽玄米、おかゆなど7つの炊飯モードを搭載。好みに応じて「かため」、「やわらかめ」、「ふつう」の3段階で炊き分ける機能も備える。また、ケーキや温泉卵を作れる調理機能も搭載する。なお、内釜には本体と別に3年保証がついている。
RC-10PHの本体サイズは267×345×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.6kg。炊飯時の消費電力は1,100W、保温時は22.1W。RC-18PHの本体サイズは297×378×231mm(同)、重量は約4.5kg。消費電力は炊飯時1,300W、保温時で26.8W。
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RC-10PF
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なお、炊き分け機能を省いた下位機種「RC-10PF」(5.5合炊き)と「RC-18PF」(1升炊き)も同時に発売される。店頭予想価格はそれぞれ19,000円、21,000円。
■URL
東芝ホームアプライアンス株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tha/
ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/tha/about/press/080522.htm
炊飯器関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/rice.htm
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/05/29 00:06
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