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石のせ本かまど 圧力仕込み PC-10PY
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東芝ホームアプライアンス株式会社は、省エネ性の高い内釜を採用するIH式炊飯器「石のせ本かまど 圧力仕込み」2機種を発売する。価格はオープンプライスで、5.5合炊きの「PC-10PY」の店頭予想価格は35,000円前後。
内釜に「一品削り出し圧釜 謹製鍛造」を採用することで、従来製品よりも熱効率を高め、省エネ性能を向上した点が特徴。この釜は、溶けたアルミニウム合金が入った金型に圧力を加え成形する「溶湯鍛造製法」によって作られたもので、完成後、釜底と縁部分以外の厚さを約2mmと薄く削りこんでいる。これにより、薄く削られた部分と厚い蓄熱部分との間に熱容量の差ができ、最高110℃の対流が生まれ、素早い沸騰と均一な加熱が可能になるという。年間の消費電力量は従来製品比で約17%の削減され、また薄く削り出したことで従来製品よりも重量が約30%軽く持ちやすくなっている。
釜にはさらに、熱伝導率が高いダイヤモンド微粒子もコーティングされている。炊飯開始後に細かい気泡を内釜に発生することで、炊きムラを抑える効果がある。
最大1.4気圧の圧力をかけた炊飯も可能で、白米一合を15分で炊く「早炊きコース」や、玄米を従来製品の約半分となる約58分で炊く「玄米コース」を備える。また、水温の変化に応じて浸し時間を最適化する「年中ぴったり浸し」、浸し時間が長くても米の煮崩れを防ぐ「ふっくら予約炊き」機能も搭載する。
このほか、パンやケーキの調理、肉料理の下ごしらえも可能。内蓋・内釜のつゆつきを抑える「つゆとばし保温ダブルヒーター」も搭載する。
RC-10PYの本体サイズは270×368×219mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.8kg。消費電力は1,100W。1年間の消費電力量は97kWh。炊飯コースは白米/無洗米/炊込み/早炊き/玄米/発芽玄米/おかゆ/雑穀米。
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薄い部分と厚い蓄熱部分の熱容量の差が、強い対流を生み出す
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「一品削り出し圧釜 謹製鍛造」の製造工程
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■URL
東芝ホームアプライアンス株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tha/
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http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/rice.htm
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/05/23 00:37
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