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ディアグノステック EW3155
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ナショナル(松下電器産業株式会社)は、音声で使い方を案内する上腕式血圧計「ディアグノステック EW3155」を、5月1日より発売する。店頭予想価格は25,000円前後。
上腕を腕帯に通して測定する、いわゆる上腕式の血圧計。同社の調べによると、家庭用血圧計は団塊世代や高齢者層を中心に需要が伸びているものの、正しく計測できているか、計測結果が正しいか、という不安を抱く人が多いという。これを受けて本製品では、正しい使用法を音声で案内する「音声ガイド」機能を搭載した。音声ガイドではこのほか、測定中に体が動いた場合の注意や、計測後の血圧、脈拍数、測定結果が高血圧か低血圧であるかを、音声で知らせる機能も備えている。
また、測定結果を表示する液晶画面を測定器から切り離し、測定データを赤外線通信で受信し、表示する「ワイヤレス表示器」を新たに採用した。これにより、表示器を見やすい位置に自在に置けるため、左右どちらの腕でも正しい姿勢で計測できるという。表示器には計測結果が保存されるため、表示器のみ通院時に携帯するといった使い方もできるとしている。
なお、正しい血圧を知るには、起床時/昼食時/就寝時の1日3回を定期的に計測することが、一般的には必要とされている。本製品ではこれに対応するため、上記の3回の測定値を各90回記憶できる「イベント記憶機能」を搭載した。さらに、朝と夜の血圧測定値の比較もでき、脳卒中や心筋梗塞が起こりやすいとされる「早朝高血圧」の発見に役立つという。
測定器のサイズは281×169×283mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1,550g。表示器のサイズは68×84×146mm(同)で、重量は160g。測定器の電源はACアダプターのほか、単三アルカリ乾電池4本でも使用できる。表示器の電源は単三アルカリ乾電池2本で、2人分のデータ保存に対応する。表示器の設置範囲は、測定器より半径60cm以内。
なお、音声ガイドとイベント記憶機能を省いた下位機種の「EW3153」も、同時に発売する。店頭予想価格は20,000円前後。
EW3155については、松下グループのショッピングサイト「パナセンス」において、21日17時よりモニター販売の受付を開始する。販売は決められた範囲の金額の中で、上位入札した100名が購入権を得るオークション方式で行なわれる。入札締め切りは3月17日の13時。
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音声ガイド機能の動作例
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ワイヤレス表示器
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好きな場所に置けるため、正しい姿勢のまま表示器が見られる
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イベント記憶機能と昼夜比較機能
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■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/02/21 15:35
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