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MK-K80
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ナショナル(松下電器産業株式会社)は、すり身の食感を向上させるフードプロセッサー「MK-K80」を、2月10日より発売する。店頭予想価格は2万円前後。
1分間に約2,200回転する「低速モード」を追加したのが特徴。カッターを低速で回転し、肉や魚の筋繊維を刻みすぎず適度に残すことで、連続運転よりもすり身の噛みごたえを約2割アップできるという。これにより、「いわしのつみれ汁」や「いかしゅうまい」といったメニューで、よりプリプリとした食感が楽しめるとしている。なお、カッターを1分間に約2,900回転する「連続モード」、断続運転する「あらびき」モードも備えている。
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真だらのすり身での破断荷重の比較。連続運転よりも食感が約2割アップしている
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「低速モード」のメニュー例
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低速モードではさらに、カッターを付属の「パンの羽根」に付け替えることで、うどんやパスタ生地、さらには餃子の皮といった硬い生地も作れるようになった。うどんのこねに掛かる時間は、小麦粉約150gで約2分。
カッターには、新たにブラックハードチタン加工が施されており、従来製品に比べ硬度が約1.2倍アップした。またカッターの形状を独自のデザインとすることで、食材をしっかりと混ぜながら均等に切削できるという。このほか、おろし・とろろ用カッター、スライス・千切り用のカッターも付属する。
付属品としてはこのほか、辻調グループ校の監修によるレシピ本を同梱する。37種類のメニューに加えて、20種類の「厳選レシピ」が掲載される。
本体サイズは154×225×212mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.8kg。消費電力は120W。定格使用時間は30分。最大容量はハンバーグの場合で500gまで。スライス・千切り用カッター装着時は、高さが316mmになり、容量はキャベツの場合で100gまでとなる。
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付属するカッター
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レシピ本を使った調理例
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松下グループのショッピングサイト「パナセンス」では、31日17時よりML-K80のモニター販売を受け付ける。決められた範囲の金額の中で入札し、上位100名が購入権を得るオークション方式で販売される。入札締め切りは2月14日の13時。
■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/01/18 16:43
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