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CK-BA10
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象印マホービン株式会社は、安全性と清潔性に配慮した電気ケトル「CK-BA10」を、2008年2月21日に発売する。店頭予想価格は12,600円。
国内の大手家電メーカーでは初となる電気ケトル。象印はこれまでに多くの電気ポットを生産してきたが、一世帯当たりの構成人数が減り大量のお湯を必要としない家庭が増えており、こうした家庭からは、電気ポットに対して場所をとることや、お湯を長期間保温することに抵抗がある旨の意見が聞かれているという。そこで、必要な時に必要な分だけお湯を沸かせる電気ケトルの開発に至ったという。
CK-BA10は、「3つの安全設計」と「2つ清潔設計」を謳っている。まず安全面では、転倒してもお湯が漏れない構造、沸騰後に自動で通電をストップする空だき防止機能、本体の内部にステンレス素材の内容器を設けて本体が熱くなりにくい設計を採用した。清潔面では、内部の掃除がしやすいように開口部を12cmと広げ、ステンレスの内容器が汚れの付着を抑える仕様になっている。
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カラーはライトブラウン、ホワイト、レッドの3種類。デザインを務めたのはインダストリアルデザイナーの喜多俊之氏
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本製品のデザインは、象印の海外向け炊飯器「RIZO」やシャープの液晶テレビ「AQUOS」をデザインした、インダストリアルデザイナーの喜多俊之氏が務めている。
本体サイズは240×165×220mm(幅×奥行き×高さ)で、電源プレートを含んだサイズは240×170×240mm(同)。本体重量は1.1kg。容量は1L。消費電力は1,300W。沸騰時間の目安は、コーヒーカップ1杯分(140ml)で1分15秒、満水の状態で5分30秒。本体カラーは、ホワイト、レッド、ライトブラウン。
■URL
象印マホービン株式会社
http://www.zojirushi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.zojirushi.co.jp/corp/news/2007/071220/CKBA.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/12/20 16:39
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