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東芝、業界で一番滑るコードレスアイロン |
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アイロンのかけ面に、新たに「グラフィカルボロン」を採用したコードレス式のスチームアイロン。従来製品「TA-FVX100」のかけ面には、硬度が高くて磨耗しにくく、使用時のすべりが軽いことが特徴の素材「ボロン(ホウ酸)」を採用していたが、グラフィカルボロンではボロン素材のかけ面に、微小な凹凸をつけたのが特徴となっている。 これにより、衣類の表面との設置面積が小さくなり、衣類との摩擦抵抗が減少。従来製品と比べ、アイロンがけの滑り具合を約25%向上した。同社ではこれを「業界No.1」としており、楽にシワが伸ばせるという。 さらに、より広範囲にスチームをかけられるよう、スチームの噴出口を44から52に増やした。また、かけ面の温度を維持する「適温持続時間」を、250秒から260秒へとアップさせたほか、コードレスアイロンとしては「業界最多」となる毎分12mlのスチーム量も、従来製品より継承している。 このほか、スチームに使用する水を抗菌して、スチームの噴出孔の目詰まりを防ぐ「Ag+アクアクリーン機能」、タンク内の水をミスト化し衣類に吹きかけることで、綿などの頑固なシワを伸ばしに対応する「抗菌霧吹きショット」などの機能も備える。 なお、使用時以外にアイロン台を置く「セーフティステーション」は、アイロンのかけ面をカバーする形状となっており、熱いかけ面に触れてやけどをしないよう配慮されている。 本体サイズは142×221×104mm(幅×奥行き×高さ)で、セーフステーション収納時は210×270×177mm(同)。本体重量は約1.25kgで、収納時は約2.3kg。消費電力は1,200W。タンク容量は約120ml。本体カラーは、ピンクゴールドとシャイニーシルバー。 下位機種として、かけ面に硬質ホーローベースを採用する「powerful LACOO(パワフル ラクー) TA-FVX81」と「LACOO TA-FVX71」も、同時に販売する。TA-FVX81は従来製品「TA-FVX80」比で、最大スチーム量が毎分9mlから12mlへと増加し、連続持続時間が200秒から210秒に増えた。TA-FX71では、従来の「TA-FVX70」から、スチームの噴出口が29から44に増え、最大スチーム量が毎分5mlから9mlへと強化された。 価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は、TA-FVX81が15,000円前後、TA-FVX71が12,000円前後。本体カラーは、TA-FVX81がネイビーブルーとロゼレッド、TA-FVX71がクリアオレンジとクリアグリーン。
■URL 東芝コンシューママーケティング株式会社 http://www.toshiba.co.jp/tcm/ ■ 関連記事 ・ そこが知りたい家電の新技術 東芝「extra LACOO TA-FVX100」（2007/05/21） ・ 東芝、「業界最多」のスチーム量のアイロン（2007/08/24）
（ 本誌：正藤 慶一 ）
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