|
RC-10VYA
|
東芝コンシューマーマーケティングは、内釜内を真空状態にして米をおいしく炊飯、保温するIH炊飯器「RC-10VYA」「RC-18VYA」の2機種を、10月16日に発売する。店頭予想価格は5.5合炊きのRC-10VYAが4万円、1升炊きのRC-18VYAが43,000円。
従来、実売5万円以上の上位機のみに搭載されていた真空ポンプを、実売4万円の中級クラスの製品に搭載した。真空ポンプを用いて、内釜内を0.6気圧に減圧したあと、一気に1気圧に戻すことで米の内部にまで水を浸透させ、おいしいご飯が炊けるという。また、保温時は一定間隔で内釜内を減圧し、酸素濃度を落とすことで酸化による黄ばみやニオイを防ぐ。真空ポンプを搭載した初期のモデルでは約32時間だったが、ネオジウム磁石を搭載した新開発のポンプにより、新製品では約40時間、炊きたてに近い状態で保温できるという。なお、上位機種にある圧力炊飯機能は搭載しない。
内釜にはフッ素コーティングにダイヤモンド微粒子を練り込んだ「ダイヤモンドチタンコート」を採用。釜全体に均一に熱が通るよう、底の部分の厚みを7mmとした。内釜には、本体とは別に、3年保証が付いている。
玄米、発芽玄米、雑穀米の炊飯や、おかゆにも対応。パンの発酵や温泉卵、豆腐などを作る調理機能も備える。
RC-10VYAの本体サイズは270×374×234mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.2kg。最大消費電力は1,100W。保温時は25.7W。
RC-18VYAの本体サイズは301×401×265mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。最大消費電力は1,300W。保温時は31.6W。
■URL
東芝コンシューママーケティング株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tcm/
そこが知りたい家電の新技術 東芝 炊飯器「真空圧力炊き V・VIP RC-10VS」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0905/kaden009.htm
■ 関連記事
・ 東芝、水温・炊飯量に合わせ米の吸水量を最適化する炊飯器(2007/07/04)
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/09/21 00:02
- ページの先頭へ-
|