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中国向けのななめドラム
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松下電器産業株式会社は、中国でななめドラム洗濯機3機種を発売することを明らかにした。ラインナップ構成は、同日発表された国内向けの「NA-VR2200」「NA-VR1200」「NA-V920」に準じたもの。NA-VR2200相当の最上位機種は、日本と同じ10月20日に発売する。価格は明らかにされていない。
今回発表された製品は、日本向け製品と同等の機能を持った高付加価値製品で、海外事業の戦略商品に位置づけられる。同社 常務取締役 松下ホームアプライアンス社 榎坂 純二氏は白物家電の海外事業について、「(製品ジャンルとしては)エアコン、冷蔵庫、洗濯機の3製品、(市場としては)中国、アジアの2地区が重要」とし、中国向け洗濯機の重要性を述べた上で、「3ジャンルの売上を2009年までに2006年の1.5倍に伸ばす」と目標を設定した。
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国外ではNationalではなく、Panasonicにブランドが統一されている
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主力3製品は2009年度までに売上1.5倍を目指す
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日本向けモデルをベースにするのではなく、現地開発・現地生産の体制へ移行するという
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松下電器産業株式会社 常務取締役 松下ホームアプライアンス社 榎坂 純二氏
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目標実現のためポイントとなるのは現地のニーズの汲み上げだという。その具体的施策として、「従来、日本で開発したV商品(独自技術を用いた戦略上、重要な商品の呼称)をベースに、現地の製品を開発していたが、現地のニーズを汲み取り、現地発の製品を作るよう体制強化を図っている」(榎坂氏)という。
同社では中国の蘇州、杭州、タイに研究拠点をすでに設けており、現地発、現地向け製品の開発にあたっており、今回の製品がその成果となる。「洗濯機のニーズについては、中国のニーズと日本のニーズは近いものがある。それを踏まえて、日中で同時に開発し、同時に発売することとした」とその経緯について説明している。
同社によると、ドラム洗濯乾燥機の市場規模は、2007年度で175万台(前年度比21%増)。販売目標については、明らかにされていない。
■URL
松下電器産業株式会社
http://www.panasonic.co.jp/
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/09/06 18:57
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