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タイガー、2代目の土鍋炊飯器「土鍋釜・黒」

~3合炊きも登場

土鍋釜・黒 JKF-S100
 タイガー魔法瓶株式会社は、土鍋を内釜とした炊飯器「土鍋釜・黒」シリーズ3機種を9月1日に発売する。希望小売価格は、5.5合炊きの「JKF-S100」が94,500円、8合炊きの「JKF-S150」が96,600円。

 同社は2006年8月に、土鍋を内釜とした炊飯器を発売したが、その後継機となるモデル。土鍋釜に改良を加えたことが主な変更点。遠赤外線効果の高い、黒色のうわぐすりを用いて、遠赤外線放射効率を約8%アップさせたほか、本体底面の発熱部に蓄熱性の高い天然滑石のプレートを使用した。これらの効果により、従来機より甘みがあり、ふっくらとしたご飯が炊きあがるようになったという。

 土鍋製の内釜は土をこねて3度焼いて仕上げる。金属製の内釜に比べ、はじめはゆっくり、後からしっかり加熱するため、米の一粒一粒に熱が伝わるとしている。


土鍋釜の製造過程。3回、焼く作業がある

ヒーターの構成

JKE-A550
 加熱は底面のIHヒーターと、側面の4段ヒーター、フタにあるヒーターの合計6つのヒーターで行なう。

 混ぜご飯や玄米、おこわ、おかゆなどを炊く機能のほか、ビーフシチューなど煮込み料理の調理機能も備える。

 5.5合炊きのJKF-S100の本体サイズは267×373×223mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.9kg。最大消費電力は1,180W。

 なお、今年のモデルから新たに、3合炊きのバリエーション「JKE-A550」が追加された。希望小売価格は73,500円。





URL
  タイガー魔法瓶株式会社
  http://www.tiger.jp/
  ニュースリリース
  http://www.tiger.jp/press_releases/pr_070824_01.html
  タイガー、土鍋で炊きあげるIH炊飯器(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0830/yajiuma2.htm

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そこが知りたい家電の新技術
タイガー魔法瓶「土鍋IH炊飯ジャー 炊きたて」(2006/12/08)



( 本誌:伊藤 大地 )
2007/08/24 14:57

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