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VL-SW155K
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パナソニック(松下電器産業株式会社)は、ワイヤレスで来客に応対できるドアフォン「どこでもドアホン」に、玄関口の画像を表示できるFAX親機を追加したセット「VL-SW155K」を、6月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は108,000円。
「どこでもドアホン」は、カメラ付きのドアフォンが撮影した画像を子機に転送し、ワイヤレスで来客と応対できるのが特徴。本製品ではドアフォンに加え、玄関の画像を表示する有線タイプのカラーモニター親機、ワイヤレスで表示するコードレスモニター子機とFAX親機の4製品がセットとなっている。
液晶は、カラーモニター親機が5型、FAX親機が3.8型、コードレスモニター子機が1.8型で、すべてカラー表示に対応。モニター親機は動画、それ以外は約3秒ごと1コマの画像で玄関口のようすを表示する。
また、来客の画像を保存し、最大100枚まで保存する留守番機能も備えている。そのうち25枚は音声も最大20秒まで録音可能。保存した画像と音声は、カラーモニター親機とコードレスモニター子機で確認できる。また、同社の屋内/屋外用ワイヤレスカメラを最大4台まで接続でき、留守番機能と同様に、画像と音声を保存できる。
さらに、同社の住宅用火災警報機と連動することで、モニターと警報音で火災を知らせる機能も備えている。
コードレスモニター子機は、FAXの子機としても使用でき、来客や電話の応対のほか、着信がFAXだった場合のリモート受信も可能。内線機能も備えており、カラーモニター親機とコードレスモニター子機間、FAX親機とコードレスモニター子機間で通話できる。ただし、カラーモニター親機とFAX親機間の内線機能は備えていない。
カラーモニター親機のサイズは、165×39×188mm(幅×奥行き×高さ)。重量は810g。専用の金具を使って壁に掛けて使用する。
コードレスモニター子機のサイズは48×41×171(同)。重量は約160g。
FAX親機のサイズは、トレー収納時で296×191×86mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約2.4kg。最大消費電力は130Wで、待機時は1.3W。印刷はモノクロ熱転写方式。今年1月に同社が発売したFAX「KX-PW616」をベースモデルとしている。
同社は2006年10月に、本製品からFAX親機が省かれたドアフォン「VL-SW150K」を発売している。
■URL
パナソニック(松下電器産業株式会社)
http://panasonic.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070507-1/jn070507-1.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/05/07 19:32
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