社団法人日本電機工業会(JEMA)は、2007年5月の家電製品出荷実績を発表した。出荷額は前年同月比2.9%増の1,071億円で、2カ月連続で前年を上回る実績となった。
全体の出荷額ではプラスとなっているものの、洗濯機(32万7,000台:前年比5.8%減)、掃除機(37万6,000台:6.8%減)、電子レンジ(20万7,000台:1.5%減)、冷蔵庫(32万台:4.4%減)といった普及が進んでいる機器については、台数ベースで前年割れとなっている。その分、単価の高い高付加価値製品が順調で、台数の減少を補っている形だ。
一方、普及率のまだ低いクッキングヒーターは64,000台、同10.6%増となり、26カ月連続のプラス。95%が200V仕様となっており、いわゆる「オール電化」が需要を牽引している流れが鮮明になった。
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■URL
社団法人日本電機工業会(JEMA)
http://www.jema-net.or.jp/
ニュースリリース
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/data/2007/07.05/0705ka-koku.htm
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/06/20 16:00
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