家電Watch logo
記事検索
最新ニュース
【 2009/03/30 】
世界の家電需要、電子レンジやエアコンなどが伸長
[15:49]
【 2009/03/27 】
三洋、消費電力が少なく除菌/脱臭効果も高い新電解水技術
[17:50]
シャープ、レンズ搭載で照射範囲が広くなったソーラー・LED照明
[15:16]
パナソニック、深澤直人デザインの照明器具
[00:04]
京セラ、京都府本庁舎に太陽光発電システムを設置
[00:03]
【 2009/03/26 】
ジレット、T字カミソリ「フュージョン5+1」とマンダム製品のコラボモデル
[17:08]
三洋、ドイツ「ミュージックメッセ」にeneloopを出展
[16:47]
パナソニック、最新美容家電が使えるサロンをEchika池袋にオープン
[00:03]
【 2009/03/25 】
Honeywell、手入れが簡単な静音仕様のサーキュレーター
[17:58]
2月のエアコン出荷実績、前年比13.3%の2ケタ減
[16:00]
2月の家電出荷額は前年同月比0.3%減の1,091億円
[15:59]
エレクトロラックス、世界のリゾートをイメージしたサーキュレーター
[15:02]

アイリスオーヤマ、2万円台からのワイヤレスセキュリティシステム

~不審者の侵入を携帯電話に通報

 アイリスオーヤマ株式会社は、不審者の侵入を察知すると、携帯電話へ自動で通報するセキュリティシステム「ワイヤレスセキュリティシステム」を、6月25日よりホームセンターなどの小売店で発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円から64,000円。

 本体とセンサー間を無線で通信するため、配線工事が不要のセキュリティシステム。自宅の玄関や窓に設置したセンサーが、不審者の侵入や窓の開閉などの異常を検知すると、電話線と接続した本体が90dBの警報音を放ち、あらかじめ設定された電話番号へ通報するのが特徴となっている。これにより、外出先でも自宅の異常を察知し、警察へ連絡するなどの対策を講じることができるようになっている。

 本体は標準タイプとDXタイプが用意され、後者では、通報を受けた電話から室内の音を確認したり、侵入者へ威嚇発声を行なう機能が搭載されている。本体サイズは、DXタイプが156×120×38mm(幅×奥行き×高さ)で、標準タイプが120×120×38mm(同)。電源はACアダプターで、停電時用として角形の9V電池を使用する。


ワイヤレスセキュリティシステムの構成図
動作までの流れ

電話線に接続して使用する
本体DXタイプ。室内の音を確認したり、威嚇発声機能を搭載する 【動画】センサーが侵入者や窓の異常を感知すると、本体が警報音を鳴らすとともに、登録している番号へと通報する(WMV形式、約2.7MB)

【動画】通報を受けた電話から、室内の音を確認するテスト。本体の近くで紙をこする音が、通報を受けた電話から聞こえている(WMV形式、約1.4MB) 【動画】侵入者に対して電話を通じて声を発し、威嚇することもできる(WMV形式、約686KB)

 センサーは玄関や室内に設置して、不審者の侵入を熱線で検知する「ワイヤレス人感センサー」と、窓やサッシに取り付けて、窓の開閉と振動を検知する「ワイヤレスマグネット振動センサー」の2種類がある。ともに両面テープを備えており、人感センサーではネジ止めも可能となっている。サイズは、ワイヤレス人感センサーが60×85×60mm(同)、ワイヤレスマグネット振動センサーが70×70×9mm(同)。いずれもボタン型のCR2032電池を使用する。電波の到達距離は60m。

 そのほか、警戒を設定/解除するワイヤレスリモコンキーも本体に同梱される。サイズは32×73×12mm(同)。電波の到達距離は30m。

 ラインナップは5セットが用意される。最上位の「人感・マグネット振動センサーMIXセットDX SEC3M2P4R」では、本体のDXタイプ、ワイヤレス人感センサーが2個、ワイヤレスマグネット振動センサーが3個、ワイヤレスリモコンキーが4個がセットとなる。店頭予想価格は64,000円。下位のセットでは、本体が標準タイプだったり、センサーの数や有無などで違いがある。なお、センサー2種類とリモコンキーは、オプション販売も行なわれる。最大でセンサーは16個、リモコンキーは8個まで接続可能。


ワイヤレス人感センサー
ワイヤレスマグネット振動センサー
ワイヤレスリモコンキー

機能の一覧
5種類のセットが用意される

 マーケティング部マネージャーの鎌田重信氏は、本製品の機能について「外出先への発信や、音声によるモニタリングや威嚇発声などの機能を、1つのシリーズですべて網羅できるというのは、当社独自のもの」と、製品の仕上がりに自信を見せた。また、「他社の競合品では本製品の3倍から4倍の価格帯となっている」ことを指摘し、「当社は5万円前後のお求めやすい価格にしたことで、一般家庭にも広く訴求できる」としている。

 また、同社ではアラーム機能のみの防犯用品「セキュリティアラーム」シリーズも同時に発売する。ラインナップは、ヒモを引っ張ると警報を鳴らす「防犯アラーム」のほか、ドアに設置する「ドアノブアラーム」、窓の開閉を検知する「マグネットアラーム」、振動を検知する「振動アラーム」、開閉と振動の両方に対応する「マグネット&振動アラーム」。窓に設置する3タイプには、太陽電池を搭載したソーラータイプも用意される。


アイリスオーヤマ株式会社 マーケティング部マネージャー 鎌田重信氏 アラーム機能のみの防犯用品も同時に発売する




URL
  アイリスオーヤマ株式会社
  http://www.irisohyama.co.jp/

関連記事
ナショナル、「業界最薄」の防犯センサーを備えたセキュリティシステム(2007/04/24)
【2007 電設工業展】
防犯システムと連動する住設、地震を知らせるマンションシステムなど(2007/05/24)



( 本誌:正藤 慶一 )
2007/05/30 18:24

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.