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ノーリツ製の風呂釜で火災/CO中毒事故が3件発生
株式会社ノーリツは、同社が製造した風呂釜3製品において、2件の火災事故と1件のCO(一酸化炭素)中毒事故が発生したことを発表した。
1件目の火災事故が起きたのは、石油風呂釜「OTQ-302Y」で、5月16日に宮城県で発生。住民が灯油を取りに自宅の裏手にまわったところ、給湯器付近より炎が上がっているのを発見したという。事故原因については、最終的な判断は未だ出ていないとしている。なお、OTQ-302Yは自主点検を実施している。
2件目は、LPガスの風呂釜「GRQ-201SA」で、同じく5月16日に兵庫で発生。入浴中に風呂釜の追焚用スイッチを入れたところ、30秒~1分後にリモコンの表示が消え、同時に器具から煙が出ていたという。同社では消防と警察の検証結果から、経年劣化が原因と判断。当該機種については、買い替えの促進と部品交換を進めていくとしている。
CO中毒事故は、都市ガスの風呂釜「GNQ-5」で、5月20日に北海道にて、入浴中に2名の一炭化酸素中毒者が出た。GNQ-5は、燃焼用の空気を屋内から採り入れ、燃焼した排ガスを自然の通気力によって排気筒から屋外に排出する「CF式」の風呂釜。浴室天井の換気扇を回したため、排気ガスが逆流して浴室内に入り、CO中毒が発生したと見られている。被害を受けた2名は命に別状はなかった。なお、当該機種は製造・販売を中止している。
今回の3件については、経済産業省でも消費生活用製品安全法に基づいた事故公開を行なっている。
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URL
株式会社ノーリツ
http://www.noritz.co.jp/
製品事故情報
http://www.noritz.co.jp/contact/jiko/index.html
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
製品安全ガイド
http://www.meti.go.jp/product_safety/
消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou070529_1.pdf
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