インターワイヤード株式会社は、同社が運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」において、エアコンに関するアンケート調査結果を公開。その中で、省エネ性の向上を求める声や、製品自体の価格よりもランニングコストの安さを重要視する意見が多いことが明らかになった。
調査は、DIMSDRIVEが4月18日から26日にかけて実施。男性4,063人、女性4,862人の計8,925人から意見を募った。
まず、使用しているエアコンのメーカーについては、「ナショナル(松下電器産業)」が18.7%と最も多かった。次点は13.8%の「三菱電機」で、以降「東芝」12.2%、「ダイキン工業」11.3%、「日立」9.8%、「シャープ」7.1%と続く。
使用中の不満点については、「電気代が高い」がトップで、60.3%となった。次いで、「お手入れ/お掃除が大変」39.6%、「部屋全体に効かない」29.3%、「においが気になる」25.2%となっている。そのほか、乾燥する(24.9%)、部屋が冷える/暖まるのが遅い(24.3%)、体に風が直接当たる(20.7%)という意見もあった。
エアコンに求める機能として最も多かったのが「省エネ」で、80.2%という結果になった。また、2位は「電気代」で76.4%、3位は「(エアコン自体の)価格」で57.2%となり、購入時の価格よりも購入後のランニングコストの方が重視された結果になっている。
購入意欲については、「購入する予定はない」が65.8%と最も多く、次いで「購入意欲がある」が22.6%、「予定はないが購入したい」が17.1%となっている。「具体的に、購入予定がある」と答えたのは5.5%と最も少なく、1ケタ台という結果になった。
フィルターの掃除頻度については、「月に1回」が19.6%。「半年に1回」が19.0%、「1年に1回」が16.4%。多くの最新機種で採用されている、フィルターの自動掃除機能があるため掃除しない、と回答した人は、わずか3.3%という結果だった。
■URL
インターワイヤード株式会社
http://www.interwired.co.jp/
DIMSDRIVE
http://www.dims.ne.jp/
『エアコン』に関するアンケート
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2007/070522/
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・ 大河原克行の「白物家電 業界展望」 2007年エアコン市場分析(2007/03/12)
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/05/22 15:01
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