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左からホワイト、グリーン
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シルバー精工株式会社は、デザイン性と安全に配慮したシュレッダー「conof.(コノフ) CS56D」を3月15日に発売する。希望小売価格は18,900円。
conof.は同社が立ち上げたデザイン家電のブランド。今回発表されたシュレッダーは、その第1弾の製品となる。シュレッダーは、オフィスでの利用を前提とした無機質なデザインのものが多いが、CS56Dではゴミ箱のような外形と、ポップなカラーリングでリビングに馴染むデザインが施されている。
また、家庭での使用を考え、安全性にも配慮した。2006年、幼児が指を巻き込まれる事件が起きるなど、シュレッダーの安全性が問題になった。これを受け、経済産業省は安全基準を厳しくする方針を打ち出し、法改正を目指している。CS56Dでは、経済産業省の改正案に記載されている安全基準を満たしているという。
さらに、シュレッダーの業界団体である社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会と社団法人全日本文具協会が定めたガイドラインや、社団法人日本玩具協会の玩具安全基準(ST基準)にも準拠するなど、各業界団体の自主規制もクリアしている。
具体的には、紙の投入口の幅を3.0mm、投入口から刃までの深さを44mm以上に設定。0~3歳児の手指に見立てた直径5.6mmの丸棒を投入口にあてがい、4.5kgの加重をかけるテストを実施したところ、棒が投入口を通過しないことを確認したという。
このほか、ダストボックスに切断を行なうユニット部分を、きちんと設置しなければ動作しないロック機構などを備える。
裁断機能としては、ひし形に裁断して書類の復元を難しくする「マイクロダイヤモンドカット機能」を搭載。A4コピー用紙を最大8枚まで1度に裁断できる。また、CDやDVD、クレジットカードの裁断機能も備える。
本体サイズは291×271×362mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。カラーバリーションはホワイトとグリーンの2色。インテリアショップや、生活雑貨店、セレクトショップなどで販売される。
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紙とCDとは分別される
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リビングになじむデザインが特徴
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■URL
シルバー精工株式会社
http://www.silver-reed.co.jp
ニュースリリース
http://www.silver-reed.co.jp/manufactured/cs56d/cs56d.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
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