やじうまミニレビュー
高級感のあるデザインのビジネスマン向けジェットストリーム
by 中野 信二(2014/11/21 07:00)
今回は、愛用中の油性ボールペン「ジェットストリーム スタンダード」(以下、スタンダード)の高級モデルとなる「ジェットストリーム プライム 単色ボールペン」(以下、プライム)を紹介しよう。
メーカー名 | 三菱鉛筆 |
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製品名 | ジェットストリーム プライム 単色ボールペン 0.7mm |
品番 | SXN-2200-07 |
希望小売価格 | 2,200円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,932円 |
まずは簡単に、製品の特徴を紹介しよう。プライムは、1色のインクをよく使うビジネスマン向けのノック式ボールペンだ。ジェットストリームシリーズでは高価格帯の製品で、価格はスタンダードの約20倍もする。さすがに、パッケージはブリスターになり、正面には1色の「1」が金色であしらわれていて豪華だ。
本体は真鍮とステンレスの金属製となり、ひんやりとしている。凹凸がなくなめらかでスリムなデザインだ。色合いはマットな感じで落ち着いている。クリップには宝石かと思わせるような飾りがあり、ビジネスマンが出先の打ち合わせでも気兼ねなく使える高級感を醸し出している。
実際の使い心地だが、持ってみると意外に重い。量ってみたら重さは約25.8gだった。スタンダードよりも約16.3g重いが、真鍮を使っているペン先のほうに重心があり、安定感があって文字は書きやすかった。芯を出すときのカチッというノック音も、静かで大人の雰囲気だ。大事な会議中でも目立たないだろう。さすがに、2,000円以上するだけのことはある。
替え芯は、スタンダードと同じ「SXR-7」で、気になる書き味もスタンダードと同じようになめらかで、濃くてはっきりした文字が書ける。書いた文字の乾きも速い。
最初は価格の高さに少し引いてしまったが、パッケージを開けて本体を手に取り、手触りやノックの感触を確かめただけで納得した。そして、実際に文字を書いてみて価格以上の満足感を得た。
ポールペン1本の値段としては、決して安くはないが、誕生日や記念日の贈り物になる一品だ。自分用としてだけでなく、人にあげたくなるような上質の製品だ。