ぷーこの家電日記

第113回:大根が安いから大量購入! ドライフードメーカーで切り干し大根を量産中

 寒くなってきて「冬に突入!」って今日この頃だけれど、言っても今年は結構暖かい。毎朝ブルブル震えながら寒いなーって思いつつも、真冬気分とは程遠くて、何かの拍子に「わっ! 12月か!!!」って不意に驚く。普段の12月ってもっともっと寒かったよなぁ。

 そんな暖かい冬のせいか、野菜がものっすごく安い。農家の方にはかなり打撃というようなニュースが出ていたりするので喜ばしいことばかりではないのだが、イチ消費者としてはありがたやぁ~。安いよ大根! 安いよ白菜! 特に大根安い。1本100円を切る。普段だったら半分で100円位で、1本198円位が相場だったような……。感覚的には、通常の半額位なんだけど、実際にはどうなんだろう。

 ということで、大根買っちゃう買っちゃう! 大根美味しい美味しい! おでんに大根ステーキにブリ大根。鶏肉と煮てもいいし、大根のキンピラも美味しい。あれもこれも美味しいのだ! 特にお気に入りは、母親直伝の大根グラタン。ちょっぴり和風な感じにするために、鰹節をベシャメルソースに入れるのだ。

 安さにまかせて大根を大量購入して、いっぱい食べているけれど、そうは言っても飽きるというか追いつかない。毎日大根はさすがに飽きちゃう。あー、安いのに!!! 生鮮食品なだけに厳しい! って思いつつ、はっと気づいた。我が家にドライフードメーカーがあるじゃないか!!!

 それから、毎晩私の切り干し大根生産が始まった! 切り干し大根めっちゃ便利! めっちゃ優秀!!!

 私の持っているアピックスインターナショナルのドライフードメーカーは、5段まで重ねることができる。でも重ねすぎると上の方までうまくドライヤーの温風が届かないようで、上段と下段で全く違う仕上がりになるし一番上はうまく乾燥できない。なので、実際は3段が限界かなぁという感じ。

 一番最初に切り干し大根作った時は、包丁で切るのが面倒くさいなと思って、刺身のツマを作れるスライサーでカット。干すと縮むし、かなり細すぎだよなぁと思いつつ、「まぁいっか!」と思ってセット&スイッチオン。

 翌朝起きたら、切り干し大根というよりも「たたみいわし」のようになってた(笑)。細い大根同士がくっついて、さらにカラッカラに乾燥して、1枚のたたみ大根(笑)。やっぱり普通に切れば良かった。

 まぁ、そのカラッカラの大根、試しにそのまま食べてみると、野菜チップスっぽくパリっとして甘くて、これはこれで美味しい。これはこれで悪くないけれど、野菜チップスじゃなくてやっぱり普通の切り干し大根が作りたい。

 そして手抜きでスライサーで使っても、細い分、時間も手間もかかって、全然手抜きにならないどころか面倒だった(笑)。

 切り干し大根は、ドライフードメーカーが無くても、切った大根を天日に干すだけで簡単に作ることができる。ただ普通に作ると1週間程度かかる切り干し大根が、ドライフードメーカーのおかげで一晩でできる。虫もゴミも入る事ないのも嬉しい。

 自宅にあるドライフードメーカーの場合、3段重ねでちょうど大根1本干せる。この大根1本が翌朝には「たったこれだけ???」と驚くほど縮む。そして完全に乾燥させると保存食としてかなりの期間保存が効く。今では、毎晩大根切って、スイッチ入れて寝て、朝起きたら切り干し大根ができているのでジップロックに。そしてまた夜大根切って……とルーチンワーク化している(笑)。

 「切り干し大根いる?」なんて、仲の良い同僚にも配ったりしているので、「親戚のおばあちゃん?」なんて言われたり(笑)。年末にかけてまた値段が戻るまでは、どんどん作るぞっと。

 切り干し大根はノーマルに煮物に使う以外にもかなり色々なレシピに使えるので、楽しみながら消費もしていこうと思うのです。この冬のマイブームは切り干し大根。一押しでございます!

徳王 美智子