第93回:朝のジュースも格別だけど、スロージューサーで夜はBarモード

　暑い。暑い。暑い。梅雨が明けたら一気に夏だ! 本当に暑い。

　暑いのがものっすごく苦手なんだけれど、夏バテとは無縁だ。むしろ、体温を保つためにエネルギーを消費しなくても良い夏は冬に比べて太りやすい。ぜんっぜん夏バテしない。夏バテしないけれど「バテないようにちゃんと食べなきゃ」なぁんてよく分からない使命感でますます食べちゃったりするよね(笑)。

　でも、夏はやっぱりさっぱり食べられるものが好き。のどごし良くさらりと食べられるものがいい! スタミナが付きそうな鰻やお肉もいいけどね(笑)。

　そんな暑い日が続く中、最近「これね、本当に美味しの! 毎日食べてる」と教えてもらったモノ。それがカプレーゼ風のお豆腐だ。

　お豆腐にちょっと塩を振ってオリーブオイルをかける。それだけでも美味しいけれど、さらにトマトやバジルを添えて一緒に食べると、本当にカプレーゼのような味わいでめっちゃ美味しい!!! 聞いた日に早速やってみてから、かなりハマってる。美味しい上に簡単。ズボラ主婦としては、晩御飯のおかずが手軽に1品増やせて嬉しいし、暑い中火を使わずにできるのもこれまた嬉しい。

　カプレーゼ風に食べるお豆腐には、濃い目のお豆腐が美味しい。クリーミーな感じでカプレーゼ感が増す。彩りもきれいだし、さっぱり食べられて暑い夏にぴったり! スーパーで色んなお豆腐買って飽きずに楽しみつつ、ここでまたムクムクと湧いてくる追求欲求(笑)。

　しっかり濃厚なお豆腐カプレーゼを食べたい! 私の食への探究心! 豆腐を作るぞ!

　そこで出てくるのが、毎朝ジュースを飲むのに使っている低速ジューサー。ジュースでしか使ったことなかったけれど、そういえば豆乳もできるんだった! 一晩水に浸けてふやかした大豆を水と一緒に低速ジューサーで絞って豆乳を作り、それをお鍋にかける。沸騰する前(65℃程度)で火を止めてにがりを入れると固まる。ふきんで漉して(我が家は使い捨てのリードって便利だな♪)水を切るとお豆腐の出来上がり!

　冷やした後は盛り付けて豆腐のカプレーゼ風。お豆腐なのに、ちょっとおしゃれな一品になる! カフェっぽい(気がする!)

　さらにさらに夏にぴったりの飲み物も作っちゃうぞ。自家製モスコミュールだ!

　低速ジューサーで生姜を絞って、レモンを絞る。私はあまり甘い飲み物が好きではなくスパイシーな物が好きなので、絞った果汁に少し蜂蜜を入れて、シナモンとカルダモンを追加。加熱はせずにそのままフレッシュで使う。シロップというよりも原液?!

　氷を入れたグラスに、ウォッカとこの原液を少々、炭酸水を入れてライムを絞って出来上がり。ちょっと飲んでから蜂蜜やシロップで甘さは調整したら良い。

　一口飲むと、ジンジャーのぴりり感と香りがたまらない!!! ビールとは違う爽快感!

　生姜の搾りかすは本当にカッスカスになるので、搾りかすにちょびっとだけ絞った生姜汁も足してから、豆腐作った大豆の搾りかすと、ジュースで使った人参の搾りかすを使って、スパイスをたっぷり足して、生姜たっぷり薬膳カレーにして美味しくいただきました。

　火が通るのも早いし、ひき肉と玉ねぎと夏野菜を足して、ささっとこれまたちょっとオシャレなキーマカレーになりましたとさ。

　いやぁ、朝のお目覚めのジュースも体にゴクゴクしみこんでいくような最高の美味しさだけれど、夜のゆっくりおうちBARタイムにもスロージューサーはいい!!! 果物美味しい季節だし、フレッシュなフルーツを使ってカクテルとかも作っちゃおうかな。ブドウにメロンに桃にスイカ! 想像しただけで贅沢で絶対美味しい! 美味しすぎて飲み過ぎて危険かも!