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40W形のビームランプ「LEDスポットランプ」
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日立ライティングは、E26口金の照明器具にそのまま使える40W形のビームランプ「LEDスポットランプ」を、3月4日に発売。ライティングフェアの同社ブースにて製品を展示している。
ビーム角10度の「LES7L/K6N-A」と、ビーム角20度の「LES7L/K6M-A」の2タイプが用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は7千円前後。
廊下のダウンライトとして、またスポット照明として使用できるビームランプ。白熱電球との置き換えを狙っており、40W形のミニハロゲン電球と比べると、同等の明るさを備えながら、消費電力は約1/6の7Wに抑えている。さらに、寿命は約7倍の約20,000時間で、交換の手間も省略できる。
また、一般的な白熱電球で使用されているE26口金仕様となっており、家庭での使用も可能。点滅による寿命の影響も少ないため、同社では頻繁に電源のON/OFFを繰り返す場所に向くとしている。
本体サイズは64×96mm(直径×高さ)で、重量は186g。全光束は200lm。光源の色は電球色。
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器具に取り付けたところ。一般家庭でおなじみのE26口金に取り付けられる
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照射中のようす。照射したい箇所を部分的に照らすスポットライトとしての用途が主になる
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ブースではこのほか、同社の電球形蛍光灯「ぶんりくん」を搭載したシャンデリアとペンダントを公開している。10月発売予定で、価格は未定。
ぶんりくんはランプ部と点灯回路部が分離できる電球形蛍光灯。蛍光管が寿命を迎えても、回路部は繰り返し使えるため、省資源に貢献できる点が特徴となる。
しかし、ランプ部と回路部を重ねる構造上、本体サイズが長くなり、取り付ける照明器具によってはランプがセードからはみ出てしまうケースがあった。今回展示されたシャンデリアとペンダントでは、セードにぶんりくんがしっかりと収まっている姿が確認できた。
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日立ライティングの電球形蛍光灯「ぶんりくん」。ランプ部と点灯回路部が分離でき、回路部を繰り返し使用できるという特徴がある
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ぶんりくんを合計6灯搭載したシャンデリア。10月発売予定
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同じく10月発売予定のぶんりくん搭載のペンダント。ぶんりくんは比較的背が高いが、ランプ全体がすっぽりと器具に収まっている
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ぶんりくんのスペック表。ランプ部が寿命を迎えても、回路部は引き続き使用できるため、ランプだけを取り替えて使用できる
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ぶんりくんの省資源性をアピールする展示。白熱電球・一般的な電球形蛍光灯よりも、排出されるゴミの量を抑えることができる
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■URL
日立ライティング
http://www.hitachi-hll.co.jp/
ライティングフェア2009 レポートリンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/event_light09.htm
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( 本誌:正藤 慶一 )
2009/03/05 00:11
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