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日立、食品の重さを量って加熱時間を調節するオーブンレンジ |
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同社のオーブンレンジ「デリシャス調理 ヘルシーシェフ」シリーズの製品で、すでに発売されているMRO-DV200の下位機種にあたる製品。これまでは上位機種にのみ搭載されていた食品の重さを量って加熱時間を調節する機能「わがや流あたため」が搭載されたのが最大の特徴。 わがや流あたため機能は、よく使う食器や茶碗などの重さを事前に本体のセンサーで測量、登録しておくことで、器の重さを除いた食品のみの重さを検出して、加熱時間を調節するというもの。これによって、食器の重さや食品の量などに左右されることなく、最適な温め具合に仕上げることができるという。食品の温め加減は熱め、ぬるめなど5段階の温度差から選べる。本体に登録できる容器の数は最大10個まで。
温度の異なる食品を2品同時に温められる「2品同時温め」機能も搭載された。本体に備えられた「トリプル重量センサー」が、食品の温度、位置、重量などを計測しマイクロ波の強弱などをコントロールして、食品を適温に仕上げるというもの。これにより、冷凍食品と常温の食品など温度の異なる2品を同時に温めることができるという。
調理機能では、熱に弱い栄養素の破壊を抑えながら調理する「低温調理機能」を搭載している。レンジ、オーブン、スチームの3つの調理方法を組み合わせて、100℃前後の温度帯で加熱することで、栄養素の破壊を抑える。オーブンレンジを使わずに鍋で調理したときに比べ、魚などに含まれるDHAなどの残存率は約10%向上するという。 そのほか、食品の余分な油や塩分を落とす「過熱水蒸気調理」機能も搭載されている。 省エネ面では、加熱効率の向上、余熱時の庫内灯の省略などにより無駄な電力を省略し、年間消費電力を75.6kWhに抑えた。同社によると、これは“業界No.1”の省エネ性能にあたるという。 本体サイズは487×430×365mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約16.5kg。庫内容積は31L。レンジ出力は1,000/800/600/500/200/100Wに設定可能。消費電力はレンジ時で1,400W、オーブン/グリル時で1,340W。本体カラーはライトグレー。
■URL 日立アプライアンス株式会社 http://www.hitachi-ap.co.jp/ 製品情報 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2008/07/0716.html ■ 関連記事 ・ 日立、食品の重さを量って温め加減を調節するオーブンレンジ（2008/04/17） ・ 家電製品レビュー 日立「ヘルシーシェフ MRO-BV100」（2007/06/06）
（ 本誌：阿部 夏子 ）
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