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からだ家電DreamCar
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松下電器産業株式会社は19日、健康関連家電のプロモーションのための販促トラック「からだ家電DreamCar」を報道陣に公開した。
松下電器は、全国に5,000を超えるメーカー系列の地域販売店を展開している。中でも地方や離島では、大量の製品展示を行なう販売店やショウルームなどがなく、顧客が実際に製品に触れられる場がないのが実情だった。
同社では、こうした問題を解決するため、2006年より、薄型テレビやIHクッキングヒーターなどの大型商品を積み込んだトラックを現地に派遣し、地域販売店と共同で販促イベントを行なう試みを続けており、今回の活動もその一環となる。
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JOBAやマッサージチェアを搭載
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JOBAを使った健康イベントも企画しているという
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血圧計も搭載する
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マッサージチェア「リアルプロ」シリーズ
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ポット型ミネラル浄水器
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皮下脂肪の厚みを計測できる体組成バランス計
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2008年は北京オリンピックや洞爺湖サミットなどのイベントが商機という
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メタボリック症候群への意識の高まりも健康関連機器への追い風になる
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イベント開催により、需要を喚起し、販促ノウハウを蓄積することが狙い
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今回新たに投入される車両は、乗馬運動器具「JOBA」をはじめ、マッサージチェア「リアルプロ」シリーズ、血圧計、体組成計、ポット形浄水器など、健康関連機器を搭載。メタボリック症候群への関心や、7月開催の洞爺湖サミットで予想される環境意識の高まりを背景に、2008年度中に全国で1,200カ所、5,000店舗で製品を体験できるフェアを開催するという。
こうした活動はこれまで延べ5,500店で行なわれてきたが、2007年の実績では、イベントを積極的に行なった店舗は、そうでない店舗に比べ、8%、売上が高かったという。同社ではこうしたイベントを、デジタル機器のセット購入やオール電化の導入など、高単価の販売に結びつけ、薄型テレビ単体の価格下落を補う考え。
主なターゲットが地方の高齢層となっているため、テレビ、DVDレコーダーなどを含む「デジタル」、IHクッキングヒーターやエコキュートの「オール電化」、そして「健康」の3ジャンルを「エルダー三種の神器」と位置づけ、これらの商品を搭載したトラック90台で、キャンペーン活動を展開する予定。
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電球や電池をPRする「あかり・電池DreamCar」
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4月26日に発売となる新型乾電池「エボルタ」
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イメージキャラクターの「エボルタ」
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■URL
松下電器産業株式会社
http://www.panasonic.co.jp/
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/03/19 18:03
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