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エルゴ・ブレインズの調査、「一人暮らしを始めるときに買った家電は冷蔵庫」 |
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株式会社エルゴ・ブレインズと株式会社リックは、一人暮らし経験者を対象とした、家電購入に関する意識調査の結果を発表した。 調査は、20～40代の一人暮らし経験者512人を対象に行なわれたもの。一人暮らしを始める際、家電を購入する予算はどれくらいか、また、何を買ったか、何を買いたいと思っているかなどについて訊いている。 全体的には、(1)予算は15万円以上と5万円未満とした割合が以前より増え、二極化が進んでいる、(2)一人暮らし開始時に買った家電製品は冷蔵庫、炊飯器、テレビの順、(3)今後、欲しい製品はAV機器、といった傾向が見られた。 特に(2)の質問では上位10項目のうち、生活家電、キッチン家電が7項目を占めており、AV機器、情報機器の数を大きく上回っている。一方、(3)の設問では、テレビ(41.5%)、パソコン(36.7%)、DVDレコーダーなど映像機器(33.4%)と上位3つまでがAV機器、情報機器が占め、10位以内に5つがランクインしており、「まず必需品の生活家電を買い、その後にAV機器を」といった購入意向が読み取れる。 また、どこで家電を購入するか、という質問ではヤマダ電機(54.1%)が圧倒的な支持を集めた。次いでヨドバシカメラ(24.4%)、ビックカメラ(17.4%)、コジマ(16.4%)、オンラインショッピング(15.8%)と続いた。 今回調査を行なったリックは、家電業界の専門誌「IT&家電ビジネス」を発行する出版社。同誌編集長の北畠敏幸氏は調査結果に寄せたコメントで、予算の格差が拡がっていることに注目。晩婚化や、30歳前後の可処分所得の多い一人暮らし層の増加を背景に、「低単価×高回転率で稼ぐという従来の業界常識だけで春商戦に望むメーカー、小売りは思わぬ売り逃しをする可能性もある」と指摘している。
■URL 株式会社エルゴ・ブレインズ http://www.ergobrains.co.jp/ ニュースリリース(PDF) http://www.ergobrains.co.jp/news/pdf/080212.pdf 株式会社リック http://www.ric.co.jp/ric/ IT&家電ビジネス http://www.ric.co.jp/itkb/index.html ■ 関連記事 ・ 【春 特別企画】プロに聞く、新生活向け家電の選び方（2007/03/13） ・ 【春 特別企画】 過去のレビュー製品で綴る東京単身生活ガイド（2007/03/13） ・ ナショナル、シングル層向け家電「BEGiN」キャンペーンを開始（2007/12/14）
（ 本誌：伊藤 大地 ）
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