東芝ホームアプライアンスは、140~270℃の広範囲で温度を10℃単位で設定する「業界初」のIHクッキングヒーター「BHP-V731S」など4機種を3月より順次発売する。ラインナップは以下の通り。
|
|
BHP-V731S
|
使用中のようす
|
型番 | BHP-V731S | BHP-V731SR | BHP-V631S | BHP-V631SR |
レンジフード連動 | - | ○ | - | ○ |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 748×567×234 | 598×567×234 |
ビルトイン寸法 | 60cmモジュール |
左ヒーター | IH 3kW |
右ヒーター | IH 3kW |
中央ヒーター | IH 1.8kW |
希望小売価格 | 346,500円 | 351,750円 | 325,500円 | 330,750円 |
発売日 | 3月上旬 | 4月上旬 | 3月中旬 | 4月中旬 |
左右・中央の3口すべてにIHヒーターを採用した、ビルトイン式のIHクッキングヒーター。従来製品「BHP-M」シリーズからは、素早い火力制御が特徴の「DSPインバーター」制御を継承するが、本製品では新たに左右のヒーターに赤外線センサーを搭載し、鍋底の温度を素早く検知できるようにした。このDSPインバーターと赤外線センサーを組み合わせるにより、140~270℃の広範囲において、鍋底の温度を細かく設定できるようになった。
これを受け本製品では、140~150℃で調理するホットケーキや、200~220℃のステーキ、220~270℃で作る炒め物など、幅広いメニューを10℃単位で温度設定ができる「適温おまかせ調理」モードも新たに搭載。フライパン調理なら140~270℃、揚げ物の場合は140~200℃まで、10℃単位で調節し、メニューに適した火加減で調理できるという。同社ではこれを「業界初」の機能としている。
また、鍋底の温度を素早く検知するため、予熱時間が短縮でき、鍋底が設定温度になった場合はアラーム音で知らせる機能も付いている。このほか、揚げ物調理は“業界一少ない”100gの油で調理可能。鍋振りにも対応する。
|
|
鍋底の温度を直接検知する赤外線センサーを新たに搭載した
|
DSP&光センサーの機能。鍋振りにも対応する
|
|
140~150℃で作るホットケーキや、220~270℃で調理する野菜炒めなど、さまざまな料理で10℃単位の温度調節が可能になった
|
操作面では「光るダイレクトピッとナビ」を採用した。これは、電源を入れた場合はスタートボタンだけを表示し、スタートボタンに触れると次に火加減の調節ボタンが点灯する……といった具合に、次に操作可能な表示部だけを光らせるというもの。はじめて使用する人でも簡単に操作できるという。
本体デザインには、金属フレームを省いた「フレームレスデザイン」を採用。グリルには脱臭・脱煙機能を備え、水をトレーに入れなくても焼ける「水あり・水なしビッググリル」を備える。このほか、運転音は「業界No.1」という26dB、中央IHクッキングヒーターの出力は「業界初」の高出力となる1.8kWとなっている。
電源は単相200Vで、定格消費電力は5.8kW。
|
操作ボタンを順番に照らすことで、はじめての人でも操作しやすい仕様とした「光るダイレクトピッとナビ」
|
|
|
プレート外周部のフレームを省いた「フレームレスデザイン
|
「水あり・水なしビッググリル」は魚を裏返さなくても焼ける
|
■URL
東芝ホームアプライアンス株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tha/
ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/tha/about/press/090205.htm
オール電化 関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/alldenka.htm
■ 関連記事
・ 東芝、ストップウォッチ機能が付いたビルトインIHクッキングヒーター(2008/08/12)
( 本誌:正藤 慶一 )
2009/02/05 18:33
- ページの先頭へ-
|