ビックカメラは、不動産についての会計処理を見直し、2004年度以降の決算を見直すと発表した。貸借対照表から外していた池袋の本店ビルなどの不動産を、資産計上し元に戻すという。
一部報道によると、同社は不動産を担保にした借り入れという実態を隠して、すぐに買い戻した不動産の売却益を計上したという疑いで、証券取引等監視委員会が調査に入っているという。
同社では社外取締役をトップに置いた調査委員会を設置して原因究明にあたり、訂正する過去の決算については、改めて発表する。なお、当期である「2009年8月期への影響は軽微」としている。
■URL
ビックカメラ
http://www.biccamera.com/
ニュースリリース
http://www.biccamera.co.jp/ir/news/pdf2008/20081225news.pdf
( 本誌:伊藤 大地 )
2008/12/25 18:44
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