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「節約戦士 オサイフセイバー」の本体(左)とパッケージ(右)。パッケージは貯金箱としても使える
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株式会社タカラトミーは、ストーリーを楽しみながら節約できるデジタル家計簿「節約戦士 オサイフセイバー」を、12月27日に発売する。希望小売価格は4,410円。
デジタル式の家計簿で、本体の液晶画面にさまざまなキャラクターが登場し、節約金額に応じたストーリーを展開する点が特徴。同社では本製品について、金融不安や物価高騰による国民の生活防衛意識の高まりから、注目を集める家計簿に“遊び”の要素を加えることで、20代の男女を対象に、楽しみながら節約することを目的としている。
ユーザーは初期設定にて、目標とする節約金額と期間、節約項目などを入力する。節約項目は「食費/交際費/レジャー費/オシャレ費/光熱費」の5種類で、それぞれに「節約戦士:レッド/イエロー/ブルー/ピンク/グリーン」のキャラクターが振り分けられる。画面には1日に使える予算が自動で計算・表示され、出費をするごとに金額を専用のタッチペンで入力する。支出金額が予算を超えると、節約戦士が弱ってしまい、逆に予算が余ると、節約戦士は元気よく活動を続ける。
この結果、1日の予算残高がマイナスだった場合は、節約戦士の敵役となる「浪費三姉妹」のストーリーが液晶に流れる。予算がプラスで、残高が予算の50%未満だった場合は、節約戦士が優勢のストーリーが展開される。また、予算残高が50%以上だった場合には、“ごほうびドラマ”が流れる。
さらに、目標金額の1/10を節約する度に、節約戦士と浪費三姉妹のストーリーが1話ずつ展開される。ストーリーは全部で10話。なお、期日まで目標金額を節約できなかったり、目標金額以上の赤字を出した場合はバッドエンディングとなる。
本体サイズは86×23×76mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約147g。電源はボタン形電池の「CR2032」を1個使用する。
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「節約戦士 オサイフセイバー」の楽しみ方。最初に設定した目標の節約額と、実際に節約した金額の差に応じてストーリーが展開される
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■URL
株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.takaratomy.co.jp/company/release/press/pdf/p081215.pdf
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/12/15 15:58
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