日本衛生設備機器工業会は、洗浄時の水量が6L以下の節水型便器について、出荷台数の累計が300万台を突破し、6L以上の便器の出荷台数を上回ったと発表した。
同会によると、節水型便器の販売台数は、1~3月期までは非節水型の方が多かったものの、4月期で逆転、以後、9月期まで上回っている。4~9月期の出荷比率は53:47(節水型:非節水型)だったという。多くのトイレメーカーが節水型の便器を発売し、品揃えを充実させていることから、今後も普及していくものと予想している。
また、日本の便器のすべてが節水型に置き換わった場合、1年で東京ドームの854杯分に当たる約10億6千万立方mの節水が実現でき、CO2も年間で約63万トン削減できるとの試算も公開されている。
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各社の代表的な節水便器
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2008年の便器の月別出荷台数
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■URL
日本衛生設備機器工業会
http://www.sanitary-net.com/
ニュースリリース(PDF)
http://www.sanitary-net.com/20081106_01.pdf
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/11/06 15:50
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