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暖炉型電気ファンヒーター「Opti-myst」
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株式会社ディンプレックス・ジャパンのブースでは、蒸気で炎を演出する暖炉型の電気ファンヒーター「Opti-myst」を公開している。発売は2009年の10月頃。想定売価は15万~20万円。
「Opti-myst」は暖炉型の電気ファンヒーター。本体の暖炉内に擬似的な薪を備えており、これらをLEDライトで照らすことで、あたかも暖炉の炎で薪が燃えているように演出する仕様になっている。さらに、本体内には水タンクも備えており、これを加熱して暖炉内に蒸気を発生させることで、炎が燃えさかっているようなシーンの再現も可能。これにより、ヒーターに加えて、視覚にも暖かさを与える効果が期待できる。なお、この蒸気によって多少の加湿効果もあるという。
本体サイズは710×620×370mm(幅×奥行き×高さ)。最大消費電力は2,000W。タンク容量は2L。専用のリモコンも付属する。
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本体内では、薪がメラメラと燃えているように見えるが、これはLEDの光と水蒸気によるもの
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炎の演出には水蒸気を使用する。そのため、本体内には2Lの水タンクが備えられている
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暖炉はあくまでも視覚的な演出。実際の暖房は本体底部のヒーターで行なう
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卵型の電気ファンヒーター「Tipsy ファンヒーター」
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このほか、パネルヒーターやオイルヒーターなど、同社が発売済みの暖房器具も多数公開されている。その中で目を惹いたのが、卵型の小型ファンヒーター「Tipsy ファンヒーター」。特徴は、倒れてもすぐに起き上がる“起き上がりこぼし式”である点。「小型のファンヒーターは倒れやすい」という常識を逆手に取った、逆転の発想が光る製品だ。
Tipsy ファンヒーターの希望小売価格は9,980円。本体サイズは235×235×275mm(同)、重量は1.7kg。出力は1,000/500Wの2段階で、暖房の目安は3~8畳。
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このほか、既に発売中の暖房器具も多数展示されていた。写真はオイルヒーターの「CADIZ オイルヒーター ROF14ECCJ」
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こちらは奥行きが薄いオイルヒーター「CLASSIC パネルオイルヒーター OFX100J」。1964年に日本で初めて発売された製品の復刻版
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「CVPハイブリッドヒーター CVP21TJ」は、輻射式のパネルヒーターとオイルヒーターを搭載する“ハイブリッド式”の暖房器具。オイルヒーターの弱点とされる速暖性を備えているという
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ディンプレックス・ジャパンでは、フランスのパネルヒーターブランド「CAMPA(キャンパ)」の製品も取り扱っている。手前はガラス製で輻射率の高い「ベルリス」、奥が横長タイプの「ミディアン」
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「ベルリス」のブラックバージョン。ガラス製だけあって、写真を撮る記者の姿が映っている
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室内のコーナー部に設置する「グランドアングル」。部屋のデッドスペースを活かす点でも有効だ
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■URL
株式会社ディンプレックス・ジャパン
http://www.dimplex.jp/
Tipsy ファンヒーター 製品情報(PDF)
http://www.dimplex.jp/topics/080901/PR008_Tipsy.pdf
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/10/30 18:12
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