松下電器産業株式会社は16日、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機の白物主要4製品を同時発表した。同社は10月1日から、社名をパナソニック株式会社へと変更する。今回の発表会は同社代表取締役社長の大坪文雄氏ら経営陣も出席し、社名変更の意義や、生活家電分野の戦略について語るなど、大がかりなイベントとなっている。
社名変更、ブランド統一の方針が明らかになって以降、これまでナショナルブランドで発売されていた商品も、モデルチェンジを機にパナソニックへと改められていた。さらに今回のイベントで、生活家電分野の中核を占める、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機のフラッグシップモデルを一挙に発表することで、“パナソニック”をアピールするのが狙い。
新たに発表されたエアコン、Xシリーズには、新たに「nanoe」機能を搭載。イオンの力で肌を潤す効果を謳う。
また、冷蔵庫は省エネ化を推し進め、消費電力を約3割削減した。
ななめドラム洗濯乾燥機「NA-VR5500L」は、水圧の高いシャワーを洗濯物に当てる新洗浄方式を採用。ドラム式の弱点とされる洗浄力を強化している。
サイクロン式掃除機のMC-JCシリーズではジェットエンジンを模した本体デザインを採用。サイクロン式の心臓部となる、ゴミと空気をより分ける構造も一新した。
各製品の詳細、および経営陣のスピーチについては、順次お伝えする予定だ。
■URL
松下電器産業株式会社
http://www.panasonic.co.jp/
■ 関連記事
・ 松下、「パナソニック株式会社」への社名変更を正式決定(2008/06/26)
・ 松下、「パナソニック株式会社」に社名を変更(2008/01/10)
( 本誌:伊藤 大地 )
2008/09/16 14:29
- ページの先頭へ-
|